2022年9月22日 (木)

ショートカットappからヘルスケアのデータを登録…で不具合

ヘルスケアに定期的にデータを入力するのはアプリを起動して入力する項目を選択しデータを追加をクリックしてデータを入力…と結構面倒だ。
しかしショートカットappを利用すればこれが簡単に行えるようになる。
アクションは「入力を要求」で登録する値の入力画面を表示し、「ヘルスケアサンプルを登録」で登録するデータの種類を選択して、要求で入力した値を渡すことになる。
この「ヘルスケアサンプルを登録」で登録するデータの[種類]を選択するところでエラーが起きた。
通常ならば種類を選択すると「アクセスを許可」が表示されて、ここをクリックすることで書き込み権限を付与することが出来るはずなのだが、エラーでは「アクセスがオフです。ヘルスケアデータのカテゴリをオンにできます。」という意味が通じないメッセージが表示され、リンクも「ヘルスケアを開く」でヘルスケアappを起動するのみとなる。
さらにヘ設定appのヘルスケアで「データアクセスとデバイス」→「ショートカット」をクリックしても権限を付与したい種類が表示されないので登録する権限を許可することも出来ず、結果としてショートカットからデータを登録することも出来ないというのが不具合の事象だ。
大抵のデータは不具合なく登録出来るようになるはずだし、上記のメッセージが表示された後も設定appで許可をオンにすることが出来るはずなのだが、一度出来なくなると以下の解決方法が必要となる。
解決方法は以下のとおり。
設定appの「一般」で「言語と地域」をタップ。[優先する言語]で英語を先頭にしてから、Shortcuts appで「Log Health Sample」を追加して[Type]で種類を選択すれば、正常時と同様に許可画面が(英語で)表示されるので、Allowで権限を付与すれば良い。
あとは言語を日本語に戻しても権限は付与されたまま使える。問題なのは種類(Type)を英語で選択する必要があることだ。HeightやWeightのような簡単な英語なら良いが、難しい医学用語は調べておく必要がある。
つまり、一度英語で権限許可を行えばその後は日本語でも操作ができるようになる。
この不具合の厄介な点はアプリが表示しているメッセージの意味が通じないので、対応する方法も分からないということだ。

| | コメント (0)

2022年6月25日 (土)

IIJmioのeSIMをiPhoneに設定

iPhoneにIIJmioのeSIMを追加することにした(従来はOCNモバイルの音声SIMを使用)。

 

IIJmioの提供しているeSIMはデータ専用なので、音声回線用のnanoSIMとデータ通信用のeSIMの併用ということになる。

 

まず初期費用が3000円掛かるので、Amazon.co.jpから【初期費用3,300円(税込)が無料】IIJmioえらべるSIMカード エントリーパッケージ 月額利用(音声SIM/SMS)[ドコモ・au回線]・(データ/eSIM/プリペイド)[ドコモ回線]IM-B100を購入(350円)し、アマゾンの「PCソフトダウンロードライブラリから商品をダウンロード」からエントリーコードを取得しておく。

 

IIJのアカウントでログイン後に、「ご購入・お申し込み」をクリックし、「事前支払いした」→「SIMカードなし」を選択すると上記のエントリーコードを入力する欄が表示されるので、入力し料金プラン等を決めれば申し込みは完了。

 

数分でIIJから(その前に申し込み承りが送られた後に)「利用開始のお知らせ」が届くので、そのメール中のアクティベーションコードをクリックするとQRコードが表示される。
このQRコードをiPhoneで読み込めば利用出来る。
最初にAmazon.co.jpからエントリーパッケージを購入してからiPhoneの設定完了まで10分掛からなかった。
7月末までの申し込みでその後6ヶ月の間、2ギガ140円と通常の月額使用料から300円引きとなるキャンペーン中なので試してみた。

 

【初期費用3,300円(税込)が無料】IIJmioえらべるSIMカード エントリーパッケージ 月額利用(音声SIM/SMS)[ドコモ・au回線]・(データ/eSIM/プリペイド)[ドコモ回線]IM-B100

| | コメント (0)

2022年3月 3日 (木)

SSDのSMARTチェックで警告が出た

iMacのFusion Driveを構成しているSSD (APPLE SSD SM0128G)のSMARTチェックを行ったところ、ウェアレベリング数が「注意」となった。
今すぐドライブが逝くわけではなさそうだが、取り急ぎバックアップ用のディスクを用意することにした。
問題はバックアップ後の対処である。
  1. Fusion Driveを解除してHDDのみで運用する。
  2. SSDを交換する。
  3. SSDとHDDを両方交換する。
  4. HDDをSDDに交換し、SDDのみで運用する。
思いつくこれらの対処のうち、最も簡単なのは1.だ。Fusionドライブとして使えなくなるが、とりあえず分解作業は必要無い。27インチのiMacで分解作業が無いというのはデカい。コストも掛からない。
2.、3.、4.は手間としてはそれほど変わらない。使っているiMacはLate2015モデルで、以前にHDDを交換したことはあるものの、SSDを交換するとなるとiFixit調べで難易度が39ステップのModerateから 60ステップのDifficultになってしまう。ディスプレイを外すだけでも面倒なのにSSDがマウントされているロジックボードを取り外すために、スピーカーからFanまで外さなければならなくなる。手順を見て出来なくは無いと思えるのだが、絶対に面倒くさい。タバコを止めて3ヶ月目の状態でやるようなものではなく、少なくともタバコを吸いながらでないとやってられないくらい面倒くさい。
それでもやろうとすると、2.はともかく3.と4.はとてもコストが高くつく。何しろ現在はSSD+4TBのHDDだ。両方をSSDで交換すると6〜7万円は掛かる。
すでに5年以上使用しているiMacを延命させるために、ここまでコストと手間を掛けるのか、Mシリーズへの移行を検討した方が早いのではないだろうか。
迷う。

| | コメント (2)

2021年3月20日 (土)

Nintendo Switchの映像をiMac(27inch Late 2015)に出力

Switchの映像をiMac(5K 27-inch Late 2015)で表示したいのだが、このモデルのiMacにはHDMIの映像入力ができない。


USB-CまたはHDMI出力の映像をiMacに表示できる手頃なアダプターがないかなと探していたところ、Kickstarterに「ShadowCast」(以下、本機)というHDMI映像(含む音声)をUSB経由で出力できるアダプターがあったので(しかも$35!)、出資してみた。
ETAは2021年3月だったがKickstarterのキャンペーンは大抵遅れるのが常だし、チャイナウィルスの影響もあって恐らく遅れるのだろうという予想に反して、3月12日に受領することができた。


接続は簡単で本機のHDMIオス端子をSwitchのドック(製品に付属)のHDMI端子に挿し、本機のUSB-CポートからUSBケーブル(付属)でiMacに繋ぐだけだ。
ただし、iMac Late 2015のUSBはTypeAのみなので(しかも裏側に一々抜き指すのが面倒なので、USB Hubを前面に配置した)、USB-C→USB-Aへの変換コネクタを経由した形になった。


なお、USB-Cオス→USB-Aオスの変換はUSBのIF規格外となるため自己責任となるが、本機は電力を供給することはないのでiMac側に過電流が流れることはないだろうし、それ以前にKickstarterのキャンペーンページにUSB-Aに接続する場合は市販のアダプタで変換して…と書いてあったこと、USB-Hubを経由することから直接iMacに影響は出ることはないだろうと判断した。


映像の出力にはメーカーのサイトから表示用のアプリケーション(Genki Arcade)をダウンロードするだけ。OBS対応のソフトウェアにも対応しているらしいが使っていないため、可否は不明。


初めて接続してアプリケーションを起動したところ、[ShadowCast device is not connected.]と表示されたが、変換アダプタの上下を逆(つまり変換アダプタ側のUSB-Cを上下逆)にしたところ、正常に表示されるようになったので、恐らくは本機側は必ずデバイスとして認識されるように作られているのだろうと推測。
使い心地は快適で、アプリケーションは表示サイズを任意に変更できる(本機からの出力は1920x1080 @ 60fps)し、フルスクリーンも可能。iMacにはCore i7を搭載しているがCPU使用率は概ね10%強でメモリも40MB程度。
この手のアダプタで気になる遅延だが、映像によるものの20msも遅れていないだろう。
マリオカートをやってみたが、遅延による動作の遅れは全く感じなかった。


アプリケーションの設定はパフォーマンス優先か解像度優先と映像優先の切り替え、マイク入力先、録画等の保存先フォルダの選択のみ(ver1.1 から音声ボリュームも変更可)。
Macの場合はOS X 12以上、Windowsは7以上やChromeの機能拡張を使用すればブラウザ上でも表示できる。ちなみにブラウザ(Chrome)上で動作させても遅延はスタンドアロンアプリケーションと変わらない。
入力元がHDMIなのでSwitch以外にもPlayStationやHDMI出力のあるPCにも接続が可能だろう(Switch Liteはドックに挿すことができないし、そもそもUSB-Cに映像出力機能がないので無理)。


$35でこの性能は十分に満足(定価は$49.99を予定だが、2021年3月時点でINDIEGOGOで$39で入手可)。


» 続きを読む

| | コメント (0)

2020年8月30日 (日)

一定時間経過後の画面ロックやネットワーク切断を抑止するUSBガジェット - Mouse Jiggler MJ-3

スクリーンセーバーを抑止するUSB機器のMouse Jiggler MJ-3を入手した。日本のAmazonだと6,000円ぐらいするのだが、USのAmazonで購入すれば送料込みで$23程度で入手出来る。

スクリーンサーバー自体はOS側で使用するしないを設定出来るが、環境によってはスクリーンセーバーの設定が許可されていない場合や一定期間操作を行わないと接続が解除されるケースでは一定間隔ごとにマウスやキーボードの操作を行わなければセッションを維持出来ない。
出先など社外等でリモート接続経由の作業を行っている際に切断されたりすると、セキュリティの設定如何では再接続に手間がかかるので、無操作状態でもそのままセッションを維持したい場合=マウスの操作イベントを発行したい場合などもあるだろう。

ソフトウェアでマウスの移動通知を送ることも出来るのだが、仕組み(環境)によってはソフトウェア上のイベントではマウス操作として検出してくれないケースもあるだろう。
このMouse Jigglerは例えソフトウェアのインストールや実行が許可されていない制限された環境であっても、ハードウェアとして処理していることに価値がある。マウスが動作したというイベントをハード・ソフトを問わず検出させることが出来るのだ。

必要とする環境は限られたものかもしれないが、条件が一致さえすれば非常に便利な機器だ。

サポートOSはWebページではWindowsがXP以降、MacOSは10.4以降となっているがQuick Start GuideではWindowsが7以降でMacOSはEl Capitan以降となっている。おそらくは後述のユーティリティソフトウェアの動作環境なのだと思う。

使い方は簡単で本機をUSB Aポートに挿すだけ。
MacOSでは挿した直後にキーボード設定アシスタントが起動するが無視して終了してよい(マウスなのだからキーを押下することは当然出来ない)。キーボード設定アシスタントが起動するものの、システムレポートではちゃんとUSB Mouseで識別される。
Mousejiggler_mj3_04
Mousejiggler_mj3_01

挿すと最初に黄色のLEDが点灯し、その後1秒ごとに赤、黄色、緑の順で点灯するがこの時点ですでに動作が開始されている。

動作を確認する方法の一つとして動画等をフルスクリーンで再生すると1分(カスタマイズ可能)ごとにオーバーレイでメニューが表示される(通常のフルスクリーン再生ではそもそもスクリーンセーバー等は抑止されるし、そもそもそういうケースで本機器は不要なので取り外しておけば良い。その際にはマウスなので抜き差しのメッセージが表示されることも無いが、後述のとおり紛失には注意が必要)

 

メーカーのサイト https://www.cru-inc.com/mj3 にアクセスするとユーティリティソフトウェアをダウンロードすることが出来る。
Mouse Jigglerが動作中にユーティリティソフトウェア(ダウンロードしたアプリケーション)を起動すると実行中は変更出来ない旨のメッセージが表示される。つまりこのメッセージが表示されればMouse Jigglerが動作していることを確認することも出来る。
Mousejiggler_mj3_03 
この状態で改めてMouse JIggler抜き差しをすると設定変更したいすべてのMouse Jigglerが挿しているか確認するメッセージが表示され、OKをクリックするとメイン画面が表示される。
Mousejiggler_mj3_02
図はデフォルト時の動作設定だが、先述のLEDの点灯が1から7で記述されており、最後のイベントが終了後に8から繰り返していることがわかる。ちなみに8からの動作によって1分(60秒)ごとに4単位ほど右に移動する設定になっている。
あとは必要に応じて設定を編集してからアップロードすればよい。
Mousejiggler_mj3_05
マウスを一定間隔に移動させるという要求された機能のみを提供しているだけに使い勝手はとても良い。
機能は単純なマウスもどきなので自分で作ることも不可能ではないが、作業時間だけを考えても$20のコストで作成することはなかなか難しいだろう。

最後に注意事項。
本製品は小さい。USBポートのキャップもあるがそれをはめても指の先っぽぐらいだ。しかも筐体は黒。なので外した状態で持ち歩くと不注意で無くしかねない。
また、当然ながらセキュリティレベルは下がる。何しろマシンの前にいなくてもあたかもマウスを操作しているように認識させて、操作可能な環境を維持し続けるのだから。


Mouse Jiggler MJ-3 (Amazon.co.jp)
Mouse Jiggler MJ-3 (メーカーの商品ページ)

| | コメント (0)

«MacOS XのVLC Media Player 3.0.xで再生時の色がおかしい