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2009年11月30日 (月)

iTunesフォルダを手動で同期する理由

コンピュータの便利なところは人間が設定したとおりに動作してくれることだ。
逆に言えば人間が設定を間違えると、想定したとおりに動作してくれない。
そもそも自動化こそがコンピュータの出発点だったと言ってもいい。
ところが今のパソコンは汎用性や手軽さを高めた結果として、自動化という面が見づらくなっている。
(汎用性という言葉自体が、自動化の基本である定型性と相反するのだから当然だ)

Macの場合、AutometorとAppleScriptを使えば、かなりの部分で自動化が出来るし、Windowsの場合もWSHやPowerShellを使えば日常作業で定型的な処理は自動化が可能だろう。
Excelのマクロなども自動化の一つと言えるし、サーバなどは自動化されたコンピュータと考えられる。

以前記述したMarcopoloなんかも自動化のユーティリティと言えるし、SugarSyncも自動でシンクロしてくれるサービスだ。
操作をしなくてもMacの設定を変えてくれたり、ファイルのバックアップが取得できる(TimeMacineもそうだ)のはとても便利だし、コンピュータらしいと思う。

そんなコンピュータらしさを享受している反面、iTunesのファイルをWindowsとMac間で同期を取る際に以下の手順を手動で行っている。
・曲の同期はホームシェアリングを使ってコピー。
・メタ情報はTuneRangerを使って同期。

TuneRangerが全面的に信用できないこともその一因なのだが(メタ情報の交換もアクションリストを表示させて判断してから行っている)、そもそもファイルの上書きや削除を行う処理の全自動化は以前から行っていない。WindowsでAccuSyncを使っていた時も最後の更新の判断は手動で行っていた。

理由は、メタ情報などの付帯データやオリジナルデータが保障されている一方向のバックアップなどの処理を自動化することに抵抗は無いが、実データを消失する可能性のあるファイルの上書きや削除を行う処理に関しては自動処理を信用していないからだ。
特に、iTunesのライブラリのようにファイルが多数存在している場合には、バックアップからのリカバリ処理も一筋縄ではいかないぐらい手間が掛かってしまいかねない。
本来、手間を掛けないための自動化処理の結果で場合によっては余計な手間が掛かるのでは本末転倒になってしまう。

毎日、数百ものファイルを変更するような処理であればさすがに手動で行うのに限界があるから何らかの手段を考えるが、手持ちのCDをほとんど取込終わっているiTunesのライブラリはせいぜい1ヶ月に数十ファイルも変更がある程度だから手動でも十分運用に耐える。

コンピュータにとって大切なのはデータであってプログラムではない(プログラムは再インストール・構築すれば同じ環境になるし、TimeMachineで問題なく元に戻るだろう)。
大切なモノを取り扱う以上は、やはり人間の目で確認して自分で判断をしてから処理を行いたい。

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