
Adobe Photoshop Elements 8.0 (パッケージ)
Photoshopのバージョン1.0は当然ながらFD媒体で販売されていた。枚数もそんなに無かったような気がする。プログラム自体は1枚のFDに入っていたんじゃないだろうか(一番枚数が多かったのはWordだった。当時は日本語はMacWrite、英文は Wordで開いていた)
その後、Photoshopは7.0ぐらいまでは小まめにバージョンアップしていたが、7.0であればやりたいことが全て出来たことと、その後のバージョンからのアクティベート導入でバージョンを上げるのを止めた。
アクティベート導入でバージョンアップを止めたのは決して違法ソフトを使っていたわけではなく、その当時にAcrobatをインストールした際に正常にアクティベートが動作しなかったことと、高いお金(Photoshopはバージョンアップと言えども安くはない)を払っているのに違法使用を疑われているようで腹が立ったためだ。
Acrobatのアクティベートが上手く行かなかった理由はディスクがRAIDだったからなのだがAdobeはこの情報を公開しておらず、問い合わせて初めてRAID環境ではアクティベートが出来ないことと修正モジュールをメールに添付して送って来た。しかも購入したのが金曜日の晩で土日はサポートが開いておらず、結局使えたのが月曜日の夜だったことで、Adobe製品を使い続ける気がしなくなった。
MacBookにソフトウェアをインストールしていて、困ったのがフォトレタッチだ。
7.0を、Parallels Desktop上のXPでCoherenceモードから使おうとしたのだが、さすがに処理が遅くて使いづらい(使えないことはない)。
そんなときに7.0化の際には見捨てられていたPS Elementsが今回はWindowsと同時に8.0としてリリースされた。
6.0では拡大ショートカットのcommand + “+”のコンビネーションが使えなかったのも、8.0ではcommand + “;” に変更されていて使えるようになったし、環境設定の日本語の文字化けも解消されている(結局、Magic MouseとBetterTouchToolでマウスで拡大・縮小しているので意味が無くなったが)。
インタフェースは「暗」と「明」が用意されている。「明」で使いたいのだが文字入力エリアが非常に見づらいのだ。

このPhotoShop Elementsのインタフェースは、昔からのユーザはあまり考えずに使えるのだから問題は少ないが、新規ユーザにはかなり使いづらく、あまりいいとは言えないインタフェースだと思う。
凝ったことをするときはWindowsマシン上で7.0を使えばいいし、簡単なレタッチであればElementsでも十分対応出来る。
ただ、個人的にチャネルを使うことが多いのだがElementsには機能が無いのでちょっとだけ面倒(工夫すれば同じことは出来なくはない)。
10,000円前後であることと13インチで使うことを考えれば、これで十分だ。
通常版とアップグレード版があり、アップグレード版はiPhotoもアップグレード対象として対応している。ただし条件としてバンドル版は除かれているので、本体購入時にインストールされているiPhotoは対象外であることに注意。
(iLifeかMac Box Setの購入で入手したiPhotoが対象)。
購入の際はアドビストアのダウンロード販売よりも、Amazonでパッケージを購入した方が安い。
アドビからダウンロードできる体験版(無料のAdobeIDが必要)はフル機能だから、体験版をインストールしておいてパッケージが届いたらシリアル番号を入力すれば良い(再インストールは不要)。
ここでタイトルに戻るのだが、唯一納得がいかないのがアイコンだ。Photoshopのアイコンは目でなければならない。何度起動しようとしてもついつい迷ってしまう。オールドユーザーにとっては「Photoshop = 目」なのだ
なんで目のアイコンを捨ててしまったのだろう?目だけで商品を主張出来る素晴らしいアイコンだったのに…。
Photoshop Elements 8.0 体験版
Adobe Photoshop Elements 8 日本語版 Macintosh版

Adobe Photoshop Elements 8 日本語版 乗換・アップグレード版 Macintosh版
