Adaptec AHA-2940
家にあるPCでFDドライブについで古いパーツがAdaptecのAHA-2940AUだ。
まだSCSIの古い外付けディスクとスキャナが生きているために、今のPCにも刺さっている。
家に初めてPCが入ったのは、OSがWindowsNT4.0のプレビューリリースだったことから1996年だ。
FDドライブはその時に買ったもので、ソニー製でもちろんメイドインジャパン。今では考えられない。
その後、SCSIの外付けCD-Rを接続するために購入したSCSIカードが2940だった。
Linuxをいじり始めたのもその頃でディストリビューションはSlackwareだ。LANチップを認識させるためにカーネルのリコンパイルをするなどは当たり前だった…これも今では考えられない(パソコンで最初にコンパイルという作業をしたのがカーネルのリコンパイルだから、入口からして間違っていた気がする)。
当時はドライバの相性やらチップセットの制限やら色々あったために、パーツはデファクトスタンダードで構成するようにしていた。
スタンダードは、チップセットがIntel、グラフィックはMatrox、ネットワークに3com、サウンドはCreativeでSCSIにAdaptecといったところだろう。
AHA-2940AUが発売された98年頃のCPUはPentiumからPentiumIIへの移行期でクロック数は300MHz。
メモリは128MBが2万円(今なら2万円だせば8GBで64倍)で、HDDは2.5GBが1万5千円(今なら1万円で800倍の容量の2TBが買える)。
当時の新製品情報はこちらにあるが、IBM製のx86互換CPUとか、グラフィックはRevolutionにVoodooに、Savageととっくに名前が消えたものばかり。USBハブが8,000円もする。当時テレホーダイ用に購入したINSルータのRTA50iが同じ時期の発売だったのは知らなかった(このRTA50iが気に入ったので、今でもルータはYAMAHAのRT57i)。
MacOSはSystem7から8への移行期で、Appleが衰退していた頃の話。
そんな昔話を以下の記事を読んで思い出した。
Adaptecという会社が消えた日
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