MacBookPro (Early 2011)と画面アスペクト比
新しいMacBook Proが発売された。
ほぼ推測の範囲内で特にサプライズな仕様は無かったが(Thunderboltも事前にリークされていた…が、FireWireの二の舞にならないことを祈る)、唯一意外だったのが画面解像度だ。
MacBook Pro以外の現行モデルの解像度は以下のとおりで、13インチモデル以外はアスペクト比が16:9となっている。
iMac | 21.5インチ | 1920*1080 | 16:9 |
27インチ | 2560*1440 | 16:9 | |
MacBook Air | 11.6インチ | 1366*768 | 16:9 |
13.3インチ | 1440*900 | 16:10 | |
MacBook | 13.3インチ | 1280*800 | 16:10 |
LED Cinema Display | 27インチ | 2560*1440 | 16:9 |
新しいMacBook Proの解像度は以下のとおり。
MacBook Pro (Early 2010) | 13.3インチ | 1280*800 | 16:10 |
15.4インチ | 1440*900 | 16:10 | |
15.4インチ(高解像度) | 1680*1050 | 16:10 | |
17インチ | 1920*1200 | 16:10 |
次期OSのLionではLaunchPadとアプリケーションのフルスクリーン表示というiOSからフィードバックされたインタフェースが搭載される予定だが、アスペクト比が16:9になるだろうと思っていた根拠もここにある。
3GSまでの解像度は480*320、4Gになって960*640になったiOSだがアスペクト比はいずれも9:6である。つまり3GS用に開発されたアプリを4Gで表示すると縦横ともに倍のサイズにするだけで、レイアウトや画面のバランスに変更は起こらない。
だからLionのフルスクリーン表示も同じ考えでアスペクト比を揃えておけば画面サイズに違いによるレイアウトの変更などは発生せずに、同じインタフェースのアプリケーションとして利用できるようになるのだろうと思っていた。つまりAppleはアスペクト比を16:9に統一するのだろうと…ところが蓋を開けてみれば全モデルが16:10となっていた(13インチにおいてはAirよりも解像度が劣っているし)。
もちろん、iPod touch/iPhoneとMacではアプリの使い方は違ってくるがそれは従来のウィンドウタイプのアプリで十分実現できており、わざわざフルスクリーンモードを導入するというのはMacアプリのインタフェースを揃えるためのものだと思っていた。
今後フルスクリーンモード用のアプリを作る際には16:10を基準に作成して16:9の画面では両端が黒くマスクされるのか、16:9を基準に作成して上下をカットするのか、両方方アスペクト比を作成するのか、どうなるのだろう。
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