GeekToolでデスクトップをカスタマイズ
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GeekToolを使ってみた。
Mac App Storeにアプリケーションが登録されたが、元々はシステム環境設定ツールだ。本家では現在もシステム環境設定としてダウンロード出来る。
アプリ版も試してみたがImageプラグインで画像を表示させたときに、アイコンが画像の下に隠れてしまう場合がある。
用意されているプラグインはFile、Image、Shellの3つ。
Fileはテキストファイルなどをそのまま表示する。/var/log/system.logを設定すればシステム状況がリアルタイムで表示される。
Imageは画像ファイルを指定するとデスクトップに表示される。指定したディレクトリ内の画像をランダムに表示したり更新間隔や透過性なども設定出来る。アップルメニューのロゴはImageを使用した。
一番便利なのがShellだろう。これはコマンドを設定するとその結果のテキストを表示する(出力テキストが無くても構わない、その場合はコマンドを実行するだけ)。
コマンドというだけあって、基本的にはUNIXやMacOS固有のコマンドやシェル、perlなどのスクリプト言語を設定する必要があるが、普通のユーザーには若干敷居が高いかもしれない。プログラムというほどレベルは高くないが、テキスト加工で正規表現を多様することになるのがハードルを上げる気がする。
ネットで探せば色々なサイトにGeekletやコマンドが公開されているので、これをそのままコピーするだけでもいいしアイディア次第で色々なカスタマイズが出来る。ただしコマンドベースなので日本語の処理は苦手。
使用しているGeekletはこのサイトを参照にして、修正したり自分で作成したりした(そのまま使っているものもある)。
表示テキストはフォント・色・透過率・サイズなどを設定することが出来る。
注意点としては、出力結果が基本的にコマンド出力なのでCourier、Menlo、Monacoなどの等幅フォントで表示しないと段組が崩れること。
フォントを設定する際に影をONにするとアンチエイリアスが有効となる。
1. アップルメニュー
2. システム構成
3. 前回コンピュータ起動時からの時間
4. TImeMachineでバックアップしてからの日数
5. ディスクの使用量
MacBook Airは1台だけだから上記のコマンドで構わないが、2台以上のHDD(SSD)を搭載している場合は対象のVolumesを追加で記述する。
※ちなみにこのGeekletはMountain Lionではdfコマンドの変更に伴いキレイに表示されない。
6. CPUおよびメモリの使用状況
7. CPU利用率順のプロセス一覧
-13は表示する行数。タイトル行があるので実際に表示されるプロセス数は12。11にすれば上位10プロセスが表示される。
8. メモリ利用率順のプロセス一覧
CPU利用率順とは引数が異なる。
9. ネットワーク状況表示
MacBook Airの場合は有線LANが無いのでe0がWi-Fiだが、有線LAN付属モデルの場合はe0が有線、e1がWiFiとなるのでスクリプトを修正する必要がある。
10. 現在のネットワーク転送状況
11. ネットワークにアクセスしているプロセスを表示
12. iOSカレンダー
それぞれサイズが異なるので別々のGeeklet。フォントはHelveticaを使用。
(修正)日付の表示形式が%dだと3日は03と表示されてしまうことに気づいた。%eとすることで1桁表示になる。
13. カレンダー
だけでも表示されるが、以下のコマンドで当日の色を変更して強調。
mの前の31の部分が当日の色を指定。数値毎の色は以下のとおり。
30 黒
31 赤
32 緑
33 黄色
34 青
35 マゼンタ
36 シアン
37 白
設置の際には月によっては6列になるケースを考慮してレイアウトを決定すること。
14. 天気
アイコンをダウンロード
URLのtokyo-prefecture/tokyo-1118370を変更すると他の地域のアイコンが取得出来る。
※Yahoo.comのサイトが改変されてアイコンを取得することが出来なくなったので修正。
ダウンロードしたアイコンをImageで表示。画像のパスは上記の保存ファイルである/tmp/weather.png。
現在の天気を表示
url末尾の&u=cを省略すると気温が華氏で表示される。
予報を表示
他の地域を取得する場合はJAXX0085を変更。
主な日本の都市の一覧は以下のとおり。
札幌0078
仙台0104
横浜0099
名古屋0057
京都0047
金沢0030
大阪0071
広島0018
松山0052
福岡0009
那覇0058
天気予報をYahoo.comから取得しているが、日本語の天気予報は情報が細かい分だけ構造が面倒で加工しづらい。簡単なスクリプトで取得出来る場所(データ)は無いものか?
15. 天気図(衛星写真)
画像は日本気象協会のサイトのものを利用。
Imageで画像を表示。画像のパスは上記の保存ファイルである/tmp/weather_map_satellite.jpg。
16.電力使用量を表示
電力使用率
電力使用量
東電以外の場合はAPIに従って取得元を変更。
GeekToolではグループを設定してそれぞれのグループ毎に表示のON/OFFが出来るので、気分や環境によって表示させるGeekletを変更するのもいい。
色々組み合わせてデスクトップを賑やかにしてみたけど、結局落ち着くのはシンプルな画面だったりする。
GeekTool (.prefpane)
GeekToolを使ってみた。
Mac App Storeにアプリケーションが登録されたが、元々はシステム環境設定ツールだ。本家では現在もシステム環境設定としてダウンロード出来る。
アプリ版も試してみたがImageプラグインで画像を表示させたときに、アイコンが画像の下に隠れてしまう場合がある。
用意されているプラグインはFile、Image、Shellの3つ。
Fileはテキストファイルなどをそのまま表示する。/var/log/system.logを設定すればシステム状況がリアルタイムで表示される。
Imageは画像ファイルを指定するとデスクトップに表示される。指定したディレクトリ内の画像をランダムに表示したり更新間隔や透過性なども設定出来る。アップルメニューのロゴはImageを使用した。
一番便利なのがShellだろう。これはコマンドを設定するとその結果のテキストを表示する(出力テキストが無くても構わない、その場合はコマンドを実行するだけ)。
コマンドというだけあって、基本的にはUNIXやMacOS固有のコマンドやシェル、perlなどのスクリプト言語を設定する必要があるが、普通のユーザーには若干敷居が高いかもしれない。プログラムというほどレベルは高くないが、テキスト加工で正規表現を多様することになるのがハードルを上げる気がする。
ネットで探せば色々なサイトにGeekletやコマンドが公開されているので、これをそのままコピーするだけでもいいしアイディア次第で色々なカスタマイズが出来る。ただしコマンドベースなので日本語の処理は苦手。
使用しているGeekletはこのサイトを参照にして、修正したり自分で作成したりした(そのまま使っているものもある)。
表示テキストはフォント・色・透過率・サイズなどを設定することが出来る。
注意点としては、出力結果が基本的にコマンド出力なのでCourier、Menlo、Monacoなどの等幅フォントで表示しないと段組が崩れること。
フォントを設定する際に影をONにするとアンチエイリアスが有効となる。
1. アップルメニュー
同サイズの画像をImageで貼り付けた。[Keep on Top]にチェック。
2. システム構成
3. 前回コンピュータ起動時からの時間
4. TImeMachineでバックアップしてからの日数
5. ディスクの使用量
MacBook Airは1台だけだから上記のコマンドで構わないが、2台以上のHDD(SSD)を搭載している場合は対象のVolumesを追加で記述する。
※ちなみにこのGeekletはMountain Lionではdfコマンドの変更に伴いキレイに表示されない。
6. CPUおよびメモリの使用状況
7. CPU利用率順のプロセス一覧
-13は表示する行数。タイトル行があるので実際に表示されるプロセス数は12。11にすれば上位10プロセスが表示される。
8. メモリ利用率順のプロセス一覧
CPU利用率順とは引数が異なる。
9. ネットワーク状況表示
MacBook Airの場合は有線LANが無いのでe0がWi-Fiだが、有線LAN付属モデルの場合はe0が有線、e1がWiFiとなるのでスクリプトを修正する必要がある。
10. 現在のネットワーク転送状況
11. ネットワークにアクセスしているプロセスを表示
12. iOSカレンダー
背景のアイコンをImageで貼り付けて、その上にShellで曜日と日付を設定した。
それぞれサイズが異なるので別々のGeeklet。フォントはHelveticaを使用。
(修正)日付の表示形式が%dだと3日は03と表示されてしまうことに気づいた。%eとすることで1桁表示になる。
13. カレンダー
カレンダーはネットから画像をダウンロードしてImageで表示してもいいが、Shellで表示すれば自動更新される。
だけでも表示されるが、以下のコマンドで当日の色を変更して強調。
mの前の31の部分が当日の色を指定。数値毎の色は以下のとおり。
30 黒
31 赤
32 緑
33 黄色
34 青
35 マゼンタ
36 シアン
37 白
設置の際には月によっては6列になるケースを考慮してレイアウトを決定すること。
14. 天気
現在の天気をアイコンと文字、予報を文字で表示。 何も表示しないアイコン画像を取得するShellを配置。現在地を取得するのは面倒なのでechoコマンドで"Tokyo, Japan"を表示。
アイコンをダウンロード
URLのtokyo-prefecture/tokyo-1118370を変更すると他の地域のアイコンが取得出来る。
※Yahoo.comのサイトが改変されてアイコンを取得することが出来なくなったので修正。
ダウンロードしたアイコンをImageで表示。画像のパスは上記の保存ファイルである/tmp/weather.png。
現在の天気を表示
url末尾の&u=cを省略すると気温が華氏で表示される。
予報を表示
他の地域を取得する場合はJAXX0085を変更。
主な日本の都市の一覧は以下のとおり。
札幌0078
仙台0104
横浜0099
名古屋0057
京都0047
金沢0030
大阪0071
広島0018
松山0052
福岡0009
那覇0058
天気予報をYahoo.comから取得しているが、日本語の天気予報は情報が細かい分だけ構造が面倒で加工しづらい。簡単なスクリプトで取得出来る場所(データ)は無いものか?
15. 天気図(衛星写真)
日本の衛星写真の画像を一時フォルダに保存して表示。
画像は日本気象協会のサイトのものを利用。
Imageで画像を表示。画像のパスは上記の保存ファイルである/tmp/weather_map_satellite.jpg。
16.電力使用量を表示
データはGoogleのGo 節電 プロジェクト APIを使用。
電力使用率
電力使用量
東電以外の場合はAPIに従って取得元を変更。
GeekToolではグループを設定してそれぞれのグループ毎に表示のON/OFFが出来るので、気分や環境によって表示させるGeekletを変更するのもいい。
色々組み合わせてデスクトップを賑やかにしてみたけど、結局落ち着くのはシンプルな画面だったりする。
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