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2011年9月12日 (月)

MacBook (Mid 2009) をSSD (OCZ Vertex3) 化




MacBook Airに慣れてしまうとMacBookが遅く感じてならない。
実際にはMBAの調停電圧C2D 1.4GHz(SU9400)に対して2.16GHzのP7450で性能比が1.5倍あるしメモリも8GBを搭載しているのだが、どうしても動きが鈍く感じてしまう。
3DグラフィックもMBAの方が性能が高いが、基本的に3D性能を要求するような使い方はしていないので、体感上の差はHDDとSSDの違いということだろう。

これまでMacBookの強化策としてHDDを750GBに換装したりメモリも8GBを搭載してきたが、今回は上記の理由からSSD化を行うことにした。
サイズが大きいiTunesライブラリを格納する容量のSSDは高価なので、HDDは残したまま光学ドライブを外してSSDを搭載してHDDにiTunesライブラリとダウンロードファイルを保存する。SSDにそれ以外のデータを保存するのならば、現状で60GB程度だから120GBのSSDがあれば十分だろう。
HDDはSSDのTimeMachineドライブとしても使用することにした(HDDのiTunesライブラリとダウンロードファイルはPogoplugにバックアップ)。

光学ドライブはiTunesへのCDからの取り込み以外にはほとんど使用しないので、以前MacBook Air用に購入した外付けUSBドライブを使用する(いずれ取り外した内蔵ドライブを筐体に入れて外付けドライブ化するつもりだが、それはまた今度)。

光学ドライブのスペースに2.5インチSSDを搭載するためにSlimbay9.5sa-hdd.saというアダプタを2,280円で購入。
MacBookのSATAはSATA-2で3Gbpsだが、将来的に他に流用することも考慮して6GbpsのSATA-3に対応した速度にも定評あるOCZのVertex3の120GBモデルVTX3-25SAT3-120Gを選定。若干高めだが、3.5インチの変換アダプタも標準で付いている。

出かける用があったので秋葉原に立ち寄って購入。

交換手順はiFixitに記載されている光学ドライブの交換手順に従って実施。
取り外すネジは全部で26個。色々な規格の小さいネジが混在しているので仕切りのあるケース等を準備しておかないと分からなくなったり無くしてしまったりするので注意。
今回は上記のiFixitの手順を印刷して、外したネジを該当のページにテープで貼り付けながら作業した。
なお、Slimbayにはベゼル部分にパネルが付いているのでこれを外さないと入らない。

手順を確認しながらで分解に30分程度で交換出来たが、手順書のStep20の光学ドライブを留めているネジだけは、面倒になったので外したままとした。SSDのため機械的な動作はしないから問題ないだろう、細かいことは気にしない。

後々の手間を避けるため、交換後の組み立ての際にキーボードを接続した時点で電源を投入し、SSDが認識されていることをシステムプロファイラから確認。
ログイン時に「セットしたディスクは、このコンピュータで読み取れないディスクでした。」というメッセージが表示されるので、システムプロファイラを確認しなくても認識されていることは分かるが念のため。
Ssd1

Ssd2


分解した痕跡を残すことなく交換することはほぼ不可能なので、元の光学ドライブに戻したとしても修理等が拒否される場合があることには注意。

交換後、ディスクユーティリティでパーティションを作成して無事認識。
Carbon Copy ClonerでiTunesライブラリ以外を転送して起動も確認。
iTunesのライブラリの保存場所の変更とSafari等でダウンロード場所の変更設定を行い、最後にTrimEnablerを実行してTrimコマンドを有効にして移行完了。
Ssd3

※ iTunesはホームディレクトリのMusic配下にiTunesフォルダを準備してそこにiTunes LibraryファイルのコピーとMobile ApplicationsフォルダのエイリアスをコピーしてiTunesを起動、環境設定からiTunes Mediaフォルダの場所をHDDのiTunes Mediaフォルダを指定するとアートワークのコピー(DBの構築)が勝手に始まる(見た目はライブラリの更新)。注意するのはMobile Applicationsフォルダのエイリアス(名前をMobile Applicationsに変更)をホームディレクトリのiTunes フォルダ配下に作成しておかないと、旧ファイル(HDD)も読み込めるが新たにダウンロードしたファイルは新フォルダ(SSD)にダウンロードされてしまう。

TimeMachineを実行しSSDのバックアップ完了後、HDD上の旧システムファイルを削除。システムファイルの削除をFinderで行うとエラーとなるので、Path Finderから実行。

Xbenchで測定した結果は以下のとおり。

SSD化したMacBookのXbench結果
OCZ Vertex3
   Sequential 194.61
     Uncached Write 273.43 167.88 MB/sec [4K blocks]
     Uncached Write 306.29 173.30 MB/sec [256K blocks]
     Uncached Read 90.23 26.41 MB/sec [4K blocks]
     Uncached Read 392.37 197.20 MB/sec [256K blocks]
   Random 977.05
     Uncached Write 1479.64 156.64 MB/sec [4K blocks]
     Uncached Write 511.01 163.59 MB/sec [256K blocks]
     Uncached Read 1981.65 14.04 MB/sec [4K blocks]
     Uncached Read 1045.39 193.98 MB/sec [256K blocks]

ちなみにMBAでの結果は次のとおりで、同じ3GbpsのSATA-2でもドライブ自体の性能の差が表れているのかもしれない。特にランダムアクセスは倍近いスコアを付けている。
MacBook AirのXbench結果
APPLE SSD TS064C
   Sequential 155.70
     Uncached Write 166.51 102.23 MB/sec [4K blocks]
     Uncached Write 258.54 146.28 MB/sec [256K blocks]
     Uncached Read 76.87 22.50 MB/sec [4K blocks]
     Uncached Read 356.20 179.02 MB/sec [256K blocks]
   Random 553.44
     Uncached Write 335.42 35.51 MB/sec [4K blocks]
     Uncached Write 542.34 173.62 MB/sec [256K blocks]
     Uncached Read 1787.57 12.67 MB/sec [4K blocks]
     Uncached Read 542.62 100.69 MB/sec [256K blocks]


起動時間を比較してみる。

SSD化したMacBookの起動時間
電源投入からアップルのロゴが出るまで12秒、ログインダイアログが表示されるまで23秒。

MBAの起動時間
電源投入からアップルのロゴが出るまで4秒、ログインダイアログが表示されるまで15秒。

電源投入の時間はMacBookの方がアップルのロゴが出るまで大きく時間が掛かっているが、これは恐らく起動ディスクチェックで内蔵HDDが存在していることが影響しているのだろう。ロゴが表示されてからログイン画面が表示されるまでは両方ともほぼ11秒で同じ。
アプリケーションの起動についてもPhotoshopCS5の起動がMBAの5秒に対してMacBookは3秒と、SSD化の効果ははっきりしている。iTunesの起動もライブラリフォルダはHDDだがiTunes LibraryファイルをSSDに置いているため、HDDの頃に比べると圧倒的に速いし、アルバムアートもSSDに格納されているから表示(特に初回表示時)がスムーズになった。
全体の動きもキビキビしており、SSD化は十分体感出来る。
残念なのはMBAでキビキビした動作に慣れているため感動はなく、やっとMBAと同じ感覚になったかと感じることだ。

手っ取り早い方法としては新しいMacに買い換えてしまえばいいのだが、根が貧乏性なので壊れていないものを取り替えることに強い抵抗感がある(例え壊れても修理して使う)し、ポリカボボディが気に入っているのでしばらくはこのMacBookを使い続けるつもり。
MacBook Proに変わった。


 
 





 
 

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