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2012年1月20日 (金)

iBooks AuthorをSnow Leopardで開く




昨夜(今朝)、iBooks2とiBooks Authorが発表・リリースされた。
iBooks2は既存のiBooksのバージョンアップという位置づけで、iPhone / iPadのアプリケーションのアップデートでインストールが出来た。
続いてMac App StoreでiBooks Authorをダウンロードしようとしたところ、動作環境は10.7.2ということでSnow Leopardの環境でダウンロードすることが出来なかった。

仕方がないのでParallels Desktop上のLion(仮想マシン)でダウンロードして起動してみたのだが、編集画面が表示されない。表示の縦横を切り替えたりすると一瞬表示されるが、すぐに白い画面になってしまう。ということで使用不可。

このままでは実機のOSをLionにアップデートしない限りはiBooks Authorが使用出来ないことになるのだが、以下のサイトにSnow LeopardにiBooks Authorをインストールする方法が書いてあった。
出典How To Install iBooks Author On OS X Snow Leopard - Digital Tweaker

  1. iTunesを10.5.3にアップデートする。
    ※iBooks Authorを使うこと自体には必要ないが作成したファイルをiPadに転送するために必要。
    [追記]iTunesを起動していたりしてiTunes Helperのプロセスが存在すると以下の手順を実行してもiBooks Authorを起動出来ない場合(アイコンに×印)がある。アクティビティモニターからiTunes Helperを終了(iTunesを終了してもiTunes Helperが常駐している場合もある)するか、記述のとおりiTunesをアップデートすることでiTunes Helperを終了させる。一度起動出来る状態になればその後は問題ない。
    Itunes_helper
  2. /System/Library/CoreServices配下のSystemVersion.plistのバックアップ(コピー)を取っておく。
  3. SystemVersion.plistをデスクトップ等にコピーしてから開き、<string>10.6.8</string>を<string>10.7.2</string>に変更する(10.6.8の部分は使用しているSnowLeopardのバージョンによって異なる)。
    XcodeをインストールしていればProperty List Editorで編集出来るが、インストールしていない場合はテキストエディットでも編集可。
  4. 変更したSystemVersion.plistをCoreServices配下のファイルに上書き保存する(バックアップコピーは残しておく方が良い)。
  5. Mac App StoreからiBooks Authorをダウンロードする(ダウンロードだけで起動しないこと、というか起動出来ない)。
  6. SystemVersion.plistを元の状態(10.6.8)に戻す(バックアップコピーから戻すでも可)。※初回記載時にタグを間違えていたため非表示になっていた手順
  7. アプリケーションフォルダ内のiBooks Authorを選択し「パッケージの内容を表示」を実行。
  8. Info.plistを開く、10.7.2という文字列を10.6.8(使用しているSnowLeopardのバージョン)に変更する。
これでiBooks Authorを開くことが出来る。





 
 

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