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2012年2月 1日 (水)

失くした10年




週間ダイアモンドの最新号の表紙には「さよなら!伝説のソニー なぜアップルになれなかったのか」とセンセーショナルなタイトルが躍っている。

タイトルからして記事もソニーの没落に焦点を当ててネガティブな視点で描かれているのは致し方ないとは言うものの、書かれている内容に対して論理的に反論するのが困難なのが現状にあるのも事実ではないだろうか。

かつてウォークマンは今のiPhoneと同じ位値を占めていた。学校に行く途中も、休み時間も放課後も、手が空いた時はいつもウォークマンを握りしめていた。
最初のCDプレイヤーはCDウォークマンだったし、ビデオカメラはパスポートハンディカムだった。PSやPSにはどれだけの時間を費やしたことか。Macintoshのディスプレイも安いサードパーティではなく、ソニーのトリニトロン菅を採用した純正ディスプレイを購入した。

しかし、今、ソニーの製品で欲しいものは無い。

自分にとって最初の不満は以前も書いたSonicStageだ。メーカーの都合を前面に押し出し、ユーザーのことを無視した製品だったと思う。
CLIEもさっさと撤退したりと、ソニーのサービスは慣れた頃になると終了する。そもそもがユーザー目線ではなくメーカー都合のサービスだから長続きする(広く一般ユーザーに受け入れられる)はずがない。ウォークマンやPSで行っていた「マーケットを作る」ことをやめてしまったのだろう。
IDもSo-net・Sonystyle・PlaystationにSonycardやVAIO。全部違うのだからやってられない。
製品自体も同じ会社なのに一貫性も連携も何も考えられていないものばかりになった。

VAIOも初代505ノートにはワクワクさせられたが、途中からソフトウェアの出来が悪く必要も無いのにI/FにFlashを多用したために反応が悪くイライラさせられるようになった。ランチャーに凝った演出を施した結果、アプリケーションを起動するためのアイコンをクリック出来るようになるまで5秒以上待たされるなど、作った理由が全く理解出来ないものになった。

とにかく10年程前からソニー製品に対するワクワク感や魅力が急激に感じられなくなっていった。
昔の「こういうのが欲しかったんじゃないか?だから作ってみたよ」から「作ったから売る」とユーザーとの会話を止めて、その場限りの製品ばかりになってしまった。

出井社長時代のソニーショックから始まった「失い続けた10年」は今度の社長交代で終わりを告げることが出来るのだろうか?





 
 

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