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2012年2月12日 (日)

変わっても無くならないもの




明け方4時。暦の上では春になったとは言うものの今だ凍る様な冷たい空気を割るかの如く、携帯の着信音が鳴り響いた。
表示されている番号は知らない番号だが、時間が時間なだけに緊急事態でも起きたのか?と電話に出てみると「◯◯さ〜ん?」という呑気な男声の声。
「お間抜けさん、あなた何時か分かっていますか?」*1というニュアンスを極めて紳士的に伝えたところ、「間違えました」と。そして「すみません」という一言を残して電話は切れた。

電話番号の交換が電話帳というパブリックでアナログなものから、着番号表示・赤外線・メールなどのデジタルかつパーソナル(個人間での直接交換)な方法に変わって久しいが、それでも間違い電話というのはなかなか無くならない。
(iPhoneには赤外線が無いので、QRコードで対ドコモ用と対au/ソフトバンク用にそれぞれQRコードを作成し、これで電話番号とメールアドレスを渡している。)

掛ける宛先も携帯番号だから「△△と申しますが、◯◯さんはご在宅でしょうか?」のような取り次ぎを必要とするような丁寧な挨拶を抜きに、今回のように「◯◯さん?」と自分を名乗らず呼び出すことや、共用電話だったら非常識と言われるような時刻でも平気で掛けてくる。
また留守番電話の普及によって相手を確認せずに要件を伝えることも可能となった。先日は「□□ですが、緊急にご相談したい大事な要件があります。至急電話をください」というのが留守電に入っていたが、知らない人なので削除して放置。その後、当事者間でその後揉めたかもしれないが自業自得。

今では解約した電話番号も半年ほどで新たな利用者に割り当てることもあるため、元の持ち主と勘違いした電話もあるかもしれない(今回掛かってきた番号は10年以上使用している番号なので、前に使っていた人は存在しないはずの番号)。

番号非通知は着信拒否に設定しているので相手の番号もほぼ必ず分かる(海外やPBX経由、公衆電話を除く)ため、間違い電話が掛かってくると迷惑電話扱いで都度着信拒否に設定している。
(だから前述のように以後気をつけるようにと指摘しても、次回はあり得ない)

色々やっているのだが、間違い電話はなかなか無くならない。ただし、自宅に引いている固定電話宛てに間違い電話が掛かってくることは全くなく、もっぱら携帯電話に掛かってくることだけは時代に即しているようだ。

*1 一部品の無い方は「馬鹿伽郎、てめぇ今何時だとおもっていやがる」などと言う場合がある。





 
 

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