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2012年9月

2012年9月13日 (木)

A6チップはデュアルコア?クアッドコア?どっち?

iPhone5にA6チップが搭載されてきた。

A6チップについては現時点でAppleから詳細が発表されていないため、クアッドコアになったかどうかは不明だ。

これまでA4→A5でデュアルコア、A5→A5Xでグラフィックのみクアッドコア化している。
またA5コアは2012年の4月にそれまで45nmで製造されていたものが32nmプロセスに移行することで省電力化を実現している。
そこに登場したのがA6チップで、これまでのA5チップに比較してCPU・グラフィックとも最大2倍のパフォーマンス増と発表された。が、その一方で画面サイズのアップとLTE対応という2大消費電力増を行ったにも関わらず、比率としてバッテリーが一番多く占める重量は減っている。
順当に考えれば処理能力が倍ということはデュアルコアをクアッド化したと考えるのが妥当だ。プロセスは後期型のA5と同じ32nmを採用しているとしても、さすがにクアッドコア化すれば面積は前期型の45nmプロセスのA5よりも大きくなる可能性がある。画面サイズもクアッド化したことによって面積が増えたチップを収めるためにケースを大きくせざるを得ず、結果としてケースと画面のデザインバランスを考えて大きくしたのかもしれない。
さらに8ピンのLightningの採用やnanoSIMの採用など、iPhone5ではコスト低減と容量を稼ぐための工夫を随所にしているような気がする。

こうして稼いだ容積を通常はバッテリーに割り当てるものだが、Appleは薄く軽く仕上げてきた。つまり大画面化やLTEという消費電力増の要素を加えていながらもバッテリー容量を大幅に増やさず、これまでのiPhone4Sと同等程度の時間を維持出来る低消費電力のCPUを搭載したということになる。

A5を発表したときに最初にアピールしたのがデュアルコア化だった。しかし今回はコア数には一切触れていない。
これらのことを考えるとA6チップはデュアルコアのまま、処理効率を上げた32nmプロセスチップという可能性も出てくる。

いずれにせよAppleからの発表が無い以上、現時点ではCPUがどんなものかは不明だ。
実際のダイサイズやバッテリ容量などの内部構造がどうなっているが分かればもう少し推測出来るかもしれない。
発売後にiFixitが分解してくれるのを楽しみにしたい。

追記:どうやらデュアルコアのCortex-A15ベースのものらしい。グラフィックはクアッドコアと思われるので多少はチップサイズが大きくなっているかもしれない。
再追記:Cortex-A15ベースではなくAppleの独自設計という説も出てきている。ただいずれの場合も一致するのはデュアルコアということ。

で、購入するかどうかと言えば、今回のiPhone5は見送り。今使っているiPhone4Sがとにかく気に入っているというのが一番大きな理由だが、大画面化やLTE対応も現時点ではメリットがあまり見えてこないというのもある。

画面サイズはその大きさや16:9のアスペクト比が活きてくる使い方をしたくならない限りは現在の960×640で不満はないし、通勤時など片手で操作していると現在のサイズがちょうど良く、iPhone5のサイズだと片手での操作性が損なわれるような気がする。

LTE対応はエリアの問題がある。auがLTEでのテザリングを開始するという噂もあるが、そもそもLTEをこれから開始するだけにエリアが充実するまで数年は掛かるだろう。それならば次期モデル以降のタイミングでやっと使い物になるレベルということになる。
現在LTEのエリアが一番充実しているドコモ(Xi)は今回も販売しない模様だし、nanoSIMに変更となると加工して作るのはかなり困難だ。さらにnanoSIM採用機がiPhone5しかない現状ではドコモがnanoSIMをすぐリリースするとも思えない。

とはいうものの、これらは全て個人的な事情や考え方であって、iPhone5が製品として悪いとは思わない。
大画面化にLTEをサポートした上でさらに薄く軽くなって、それでもバッテリーの稼働時間は変わらないのは素晴らしいことだ。カメラもA6チップによる処理速度の向上も実現している(※パノラマ撮影はiOS6の機能でありiPhone4Sでも動作する予定)。デザインは好みが若干分かれるものの、基本的にはiPhone4の流れを汲むものだろう。写真よりも実物を手にとって見ると違和感はそれほどないデザインだと思う。

現在、iPhone4以前のモデルを利用している場合はSiriが使えることを含めて十分買い替えを検討するに値する機種だろう。
一方でiPhone4Sを使っている場合はiOS6の機能はiPhone5と同等に使えるということもあって、もうしばらく様子を見てから考えても良いと思う。

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2012年9月10日 (月)

Xiパケホーダイライトに変更

ドコモのXiパケホーダイに3GB/月を上限とするライトプランが追加された。サービスの提供は10月1日からだが予約は9月1日から始まっている。
これまでiPhone用の回線に7GB/月が上限のXiパケホーダイフラットを契約していたが、ここ半年ほどは多くても2GBちょっとで推移しているので、試しにXiライトに変更してみることにした。
上限が半分以下で1,000円しか安くならないのは、恐らく現在のXiパケホーダイ契約のうち大多数がこのくらいしか使用しておらず原価構造からは3GB契約が多くなっても設備投資はほぼ変わらないからだろう。また本体価格の「実質0円」というデタラメな割引サービスの原資を確保するためにも月々のサービス利用料を下げることが出来ないという事情もある。それでも利用者としてはもう少しがんばって欲しいところだ。

Xiの基本契約は2年縛りのXiにねん契約をしているため変更するとなると解約料が発生するが、今回のようにパケット部分のXiパケホーダイフラットからXiパケホーダイライトへの変更は料金プランの変更扱いで手数料は発生しない。3GBでしばらく利用していて、もし今後通信料が増えることがあれば都度ドコモへ行って7GB上限のフラットに変更すれば良い。
現在は予約中とのことで今回手続きした明細には9月30日までXiパケホーダイフラットを適用、10月1日からXiパケホーダイライトを開始となっている。

今回変更手続き(予約)をしたところ、先日発表されたdocomo Wi-Fi永年無料サービスは即時開始となっていた。
これまでもiPhoneでドコモのWi-Fiを利用してきたがそれはmoperaのオプションとしてWi-Fiサービスを契約しているからで、この契約も来年3月までは無料期間となっている。つまり現時点ではmoperaのWi-Fiオプション(3月まで無料)とdocomo Wi-Fi永年無料サービスの二重登録になっているということだ。
今回docomo Wi-Fi永年無料サービスがパケットサービスに追加されたことで現在契約中のmoperaのWi-Fiオプションの扱いがどうなるかについてドコモショップの担当者に聞いてみたが、分からとのこと。今回のdocomo Wi-Fi無料サービスはSPモードユーザーを想定したものでmoperaユーザーが切り替える場合の手続きまで整理が出来ていないのかもしれないが、複雑なオプションと無料キャンペーンの組み合わせという行き当たりばったり施策を続けてきた結果が招いた混乱とも言える。

とりあえずしばらく様子を見てから、moperaのWi-Fiオプションを解除してみるつもり。

[追記]
My Docomoで料金を確認したところWi-Fi永年無料サービス適用前は「キャンペーン割引料」となっていたものが適用後は「永年キャンペーン割引料」となっていた。特に手続きを行わなくてもWi-Fi利用料に適用されているようだ。

Docomo1

Docomo2

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2012年9月 9日 (日)

Kindle

AmazonでKindleのニューモデルが発表された。
現行モデルも含めて内蔵ストレージのバリエーションを除くと9種類と勢いを感じさせられるラインナップになっている。特にKindle Fireは現行モデルの強化と合わせて4製品がラインナップされた。

Kindle2012


Kindle Fire HDの8.9インチモデルはWi-Fiモデルと4G LTEを搭載したモデルがあるが4G LTEはWi-Fiモデルと比較すると$200高となり、これはiPadのWi-Fiモデルと4Gモデルの差額と全く同じだ。恐らくこの$200というのが現在の4G LTEのプレミア価格ということなのかもしれない。
iPadでもそうだが、この価格差は少し高い気がする。確かに1筐体でまかなえるのは便利かもしれないが、LTE対応モバイルルーターが定価ベースでは18,000円前後と差額とほぼ同じだがお得意の「実質価格」とやらではほぼ無料で手に入ることを考えると、Wi-Fiモデル+モバイルルーターの方が本体の買い替えや他のパソコン等で使えて経済的かつ便利だと思う。

とはいえ、すでにiPadを保有しているのでカテゴリーが重なるKindle Fireにはほとんど興味が無い。それよりも気になるのはKindle Paperwhite。バッテリー寿命はほぼ倍となり、これならば書籍を入れ替えるタイミングで充電すればいいだけになるだろう。さらに見やすい画面とタッチパネルを搭載したことで電子書籍としては隙が無いモデルになったと思う。日本での普及に際しての課題は日本語のコンテンツをどれだけ揃えられるかの1点のみだ。

U.S.では9月14日発売だが、日本のアマゾンでは発売予定のまま。どのモデルが発売されるのか楽しみだ。


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