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2013年2月

2013年2月26日 (火)

Xperia ZとMac

Xperia Z(SO-02E)を使う機会が出来た。

回線は新規契約するのではなく、SIMフリー用に契約したiPhone4S用を一時的に使うことにした。Xperia ZはSPモードが必要なためSPモードの契約を追加したが、一方でiPhone4Sにはmoperaが必要なのでmopera契約も残した。つまりSPモードとmoperaの両方を契約することになるが、ISPセット割引が適用されてSPモードは無料とり実際には追加費用は発生しない。現在ドコモではSPモードとmoperaUのそれぞれでドコモWi-Fiの永年無料キャンペーンが適用されているが、SPモードとmoperaUの両方を契約すると契約内容にはドコモWi-Fi(moperaU)とドコモWi-Fi(SPモード)の2つのWi-Fi契約が発生してそれぞれに永年無料キャンペーンが適用されることになった。

端末の設定で一番引っかかったのがWi-Fi。Xperia Zは802.11aと802.11nはSIMカードを挿していないと接続しない。5GHz帯もW52(5.2GHz)ならば問題が無いが、W53(5.3GHz)やW56(5.6GHz)はステルスモードだと接続出来ない(ステルスモードを解除すれば接続する)。自宅の環境がまさにこの条件に一致していたため、SIMを差す前も差した後も(ステルスモードだから)手動で設定したSSIDが圏外と表示された。結局、Xperia Zが接続するSSIDのAPをW52に変更して対応。
さらに厄介だったのはDHCPサーバーをWiFiのAPと別に立てている自宅の環境では、DHCPでアドレスを取得出来なかったこと。全く同じ環境でiPhone・iPadを始めとしてMacBook・PSP・3DS・PS3他のWiFiは接続出来るので、これはAndroidの問題だろう(AndroidがベースとなっているKindleもDHCPでアドレス取得が出来なかった)。

WiFiの通信速度は150Mbps。Xperia Zはアンテナが1本のために802.11nで接続しても1ストリームとなる。
現時点で搭載されているAndroid4.1.2は802.1x認証にバグがあるために、docomoかんたん接続を使用するかWEP接続後にWeb認証をしなければ接続出来ず、802.1x認証を設定した自動接続は出来ない。
スマートフォンで接続にトラブルが発生しているというのは根本的な問題だと思う。

まずUSBでMacと接続すると充電は出来るがFinderにマウントされることはない。この時Xperia側にはPC Companionソフトウェアのインストールダイアログが表示されるが、Windowsアプリなので当然Macにインストールすることは出来ない。
一度USBを外してからXperiaの設定アプリを起動して[Xperia]-[USB接続設定]を開き、「ファイル転送モード(MSC)」を選択してから再度USBを接続するとmicroSDカードを「PHONE CARD」というディスク名でマウントすることが出来る。この状態で音楽ファイルを転送出来るが手動でコピーを行うために面倒だ。

Xperia07  Xperia08  Xperia09

Xperia17


Parallels DesktopでWindowsを起動した状態でUSBを接続するとMacでマウントするかParallelsでマウントするかダイアログが表示される。ここでParallelsを選択して接続するとParallels上のWindowsにXperiaがマウントされて、上記のPC Companionソフトウェアをインストールして接続することが出来るが、あくまでParallels上での接続であってやはり使い勝手は良くない。

現時点で「日本語」のソニーモバイルのサイトではMacOSとの接続情報は一切提供されていないが、「英語」のソニーモバイルのサイトではBridge for MacというMacOSをXperiaの母艦にするためのソフトウェアが提供されている。ダウンロードページは英語のみだが、アプリケーションは完全に日本語化されておりXperia Zでも使用することが出来る。

Bridge for Macを起動してUSBでXperia Zを接続するとiTunesライブラリやiPhotoライブラリのファイル転送、Xperiaのデータのバックアップなどが出来るようになる。バックアップ先は~/Library/Application Support/Sony Ericsson Bridge for Mac/Backups で、ソニーエリクソンの文字がまだ残っている。バックアップ毎に新しいフォルダが作成され復元時にバックアップデータを選択出来る。

iTunesライブラリでは、ミュージック、ムービー、テレビ、ポッドキャスト、プレイリストか選択してXperiaに転送が出来る。iTunes Storeで購入した曲もDRMが解除されているバージョン(iTunes Plus)ならば転送してXperiaのWalkmanアプリで再生することも可能だ。実行ボタンは「同期」となっているが実際はXperiaへの転送であって、iTunesのように再生情報をライブラリに反映するなどの双方向の処理が行えるわけではない。またBridge for Macの基本設定画面でチェックを入れればカバーアートも転送することは出来るが、レートなどの一部メタ情報や曲に埋め込まれている歌詞等は転送されない。

Xperia01


Xperia02


Xperia04


Bridge for Macの難点はクラッシュする可能性が高いことで、特にiTunesのプレイリストにアクセスした際にクラッシュすることが何度かあった。日本のユーザーはバグやクラッシュに対して苦情を言うだけで、改善のための情報を送るなど前向きな姿勢を見せないことが多いので(iOSのApp Storeのコメントを見るとこの傾向は良く分かる。サービスは正常に受けて当たり前という日本独自の考え方が根底にあるのかも)、上記のように日本語サイトではBridge for Macを配布していないのだろうか。

同じLAN上(Xperiaを自宅のWiFIに接続している場合)であればAirDroidを使うことでファイル操作を行うこともできる。Google PlayからAirDroidアプリをダウンロードして起動、あとはウィザードに従ってMac側のブラウザからアクセスすれば良い。

Xperia06  Xperia05


iPhoneやMacのカレンダーをiCloudではなくGoogleで統一していたため、予定表の連携は問題無し。

iCloudのメール(xxx@me.com)も標準のメールソフトを起動してメールアドレスとパスワードを設定すればIMAPで接続出来る。もし手動で接続設定を行う場合は、送信サーバーの設定でセキュリティにSTARTTLSを設定することに注意。ただしプッシュ受信には対応していないため、プッシュ受信を行いたい場合はGmailアプリかドコモのSPモードを使用することになる。

Xperia16
(図は空白だが、ユーザ名は必要)

ソニーモバイル純正のBridge for MacとGoogleサービスを組み合わせるだけで、音楽・ムービー・メール・予定表等のWindowsを母艦にしたときとほとんど同じように、MacOSとiTunesとの組み合わせでもXperiaの母艦にすることが出来た。

MacBook AirからWi-Fiテザリングも試してみたところ、DNSの名前解決が復ってこない事象が発生したが、DNS情報をmoperaのDNSから8.8.8.8と8.8.4.4とGoogleの2つにしたら安定して通信出来るようになった。テザリングはSPモード経由なのが原因だろうか?
テザリングは2.4GHzの802.11nでセキュリティはWPA2。転送レートは72Mbps。
正確に時間を測っていたわけではないので気のせいかもしれないが、iPhone4Sでテザリングをしている時や他のAPに接続している時よりもMacBook Airのバッテリ消費が早いような気がした。

Xperia18


XperiaにAppleのIn-Ear Headphoneを繋いだところ、マイク機能とWalkmanアプリで再生時にHeadphoneのリモコンの1回押しで再生・停止と2回押しの次の曲・3回押しの前の曲は機能したが早送り再生や早戻し再生と音量の調整は動作しなかった。

また、Apple Wireless Keyboard(US)をBluetoothで接続したところちゃんとUSキーボートとして認識・使用することも出来た。

Download for Mac - Sony Smartphones
AirDroid - Google Play


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