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2013年4月14日 (日)

OCN モバイル エントリー d LTE 980をXperia Zで使う

OCN モバイル エントリー d LTE 980は1日30MBを上限として受信時最大112.5MbpsのLTEを月額980円(別途ユニバーサルサービス料金で月に3円強が加算される)で利用できるサービスだ。
2013年4月現在、Amazonでのみ販売している。価格は3,150円で、ドコモのSIMの発行手数料と同じ金額。販売しているカードは標準SIMとマイクロSIMの2種類。
Amazonのサイトでは在庫切れで入荷未定となっているが再入荷のペースは早い模様で、実際に購入したところ最初Amazonからは約10日後の出荷とメールが送られてきて、その後短縮されて最終的には購入から約4日程度で発送された。
[追記] 5月時点で在庫不足は改善されているようで、在庫ありのステータスになっている。
[追記] nanoSIM版もリリースされることが発表された。

注意事項は以下のとおり。
・データ通信のみで音声通信(電話)は使用不可
・フルスピードは1日30MBで30MB以降は100kbps200kbps。※1
Xi端末が対象(FOMA端末では認証が行えないため使えない)※1
・Xiエリア外では3Gで通信が可能
・ドコモの端末ではテザリングは不可
・契約にあたってクレジットカードが必須
Xiエリア外ではFOMAで通信を行うが、FOMA端末(Xiに対応していない端末)では使用出来ない点が特に注意
※1 2013年5月23日より3G端末でも利用可能となることとともに30MB以降は200kbpsとなることが発表された。
SIMフリーのiPhone4Sで動作を確認


現在ドコモで契約している回線はiPhone4Sで利用しているので、サブ回線としてXperia Z(SO-02E)用にマイクロSIMを購入した。

2013年4月12日現在で、動作確認済みの機種は以下の7機種だが、Xperia Z SO-02Eでも使用出来た。
・GALAXY S III
・GALAXY Note
・Xperia GX
・ARROWS V F‐04E
・Optimus G L‐01E
・ELUGA X P‐02E
・Disney Mobile on docomo N‐03E

メインの回線として使うには1日あたり30MBという上限はいささか厳しいが、サブ回線としてならば問題ないレベルだと思う。テザリングも出来ないというのも30MB上限でテザリングをするのは厳しいので、気にしない。

送られてきたSIMカードはドコモの赤SIM。

本カードのみで利用開始することは出来ず、まずパソコン等から既存の回線経由で登録が必要となる。登録をせずにSIMカードを挿しても通信は出来ない(アンテナは立つ)。

SIMを入手したら本サービス用のサイトに接続し、利用申込をクリック。
SIMカードに記載されている発信番号(電話番号)と端末製造番号を入力。
Ocn01


あとはウィザードに従って必要項目を入力していくが、前述のとおり支払い方法はクレジットカードのみとなる。
Ocn02


登録が終わると「認証ID/パスワード」とOCNで割り当てられた「メールアカウント/メールパスワード」が表示される。設定にはこの情報が必要なので、処理完了後にブラウザを閉じない方が良い。ブラウザを閉じてしまった場合には受付IDを使って改めてOCNに電話で問い合わせることになるので注意。
※接続設定に必要なのは認証IDだが、契約内容の確認・変更を行うOCNマイページへのログインに新たに付与されたメールアカウントとメールパスワードが必要となる。
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上記の登録完了後すぐに利用可能となるので、SIMをXperia Zに挿入。
[設定]アプリを起動し、[その他の設定]-[モバイルネットワーク]-[アクセスポイント名]を開く。
Ocn04  Ocn05  Ocn06


メニューから[新しいAPN]を実行し、以下の項目を設定する。
・名前;適当なもの
・APN:lte-d.ocn.ne.jp
・ユーザー名:登録時に表示された「認証ID」
・パスワード:登録時に表示された認証IDの[パスワード]
・認証タイプ:「PAPまたはCHAP」を選択
あとは設定したAPNを指定すれば使用可能となる。
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使用条件ととおりFOMA端末では使用出来ないため、試しにSIMフリーのiPhone4Sに装着してみたが通信エラーとなった。
5月23日に3G回線機種に対応

対応機種はもちろんだが、その上で購入の判断基準になるのは30MBという上限値だ。例えばこのエントリーに幾つかキャプチャーを挿入しているが、合計の容量は約1MBだ。WEBブラウジングでちょっと画像を読み込んだらそれなりのサイズになるから、基本的にはテキストベースのメール送受信がメインになると思う。そしてテキストベースならば30MBを超過して100kbps200kbpsに上限値が設定されても10年ちょっと前によく使われていたISDN回線の64kbpsよりも速いのだから、それほどストレスはないだろう。



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