映画・テレビ

2012年1月29日 (日)

THE NET (邦題 ザ・インターネット)




iTunes Storeで1995年公開のザ・インターネットが配信されている。

出てくるパソコンはほぼMacintoshだ(Windows95発売前で、3.1にもブラウザソフトはあったがインターネットと言えばMacintoshかUNIXの時代だった)。
エンドクレジットにも
 Apple Computer
 Berkeley Systems
 Claris Corporation
と表記されている。

登場するMacintoshはPowerMac 8500系と7500系、PowerBookに互換機まで多彩。OSは当時のSystem7系だがソフトウェアの画面はほとんどが専用に作られたもので実際には存在しないものばかり。それでもリソース画面やダイアログなどに当時の雰囲気は出ている。

今から16,7年前の風景だが今では当たり前になったものでは
 ピザをネットで注文
 飛行機の座席をオンライン予約
 FedExの配達状況確認
などが見て取れるし、スクリーンセーバーに暖炉を表示するなども今では普通の出来事だろう(クレジットのBakerlySystemsはAfterDarkのメーカーだが、このスクリーンセーバーはリリースされていなかったような気がする)。

反面、今ではほぼ見ることが無い
 3.5インチFD
 モデムからMacTCPで発信
 モニターは基本的に全てブラウン管 
など懐かしいものも出てくる(ブラウン管モニターは自宅にはまだある)。

当時はまだ一般にインターネットが普及し始めたばかり(初のグラフィカルなブラウザーであるMosaicが開発されたのも93年で、Netscapeが設立されたのは94年)だから、画面上の嘘も多くWhoisコマンドで検索するのはドメインではなくハンドルネームだったり(しかも結果には年齢まで出てくる)、ドメインやIPアドレスはあり得ないものだったりするが、そこはフィクションの世界。
今だと突っ込みどころ満載だが、それよりも当時の一般人がインターネットに抱いていたイメージはこの程度だったと思った方が正解だろう。

Yahoo!が始まったのも95年頃で、それまではInternet YellowPageなるそれこそ電話帳そのものの分厚い冊子を見ながら接続していたのを憶えている。当然、インターネット上に日本語などほぼ皆無だった時代だ。


コンピューターネットを取り扱った映画でさらに古いものにはWarGames(1983)がある。こちらはU.S.のiTunes Storeでは配信されているが日本のiTSでは未配信なのが残念。

ネットにはカプラー経由で相手先の電話番号に発信して今の言葉でいうところのピアツーピアで接続だし、当然インタフェースはキャラクターベースだ。FDも8インチと3.5インチどころではないし、オープンリール(昔のコンピューターはオープンリールとパンチテープがコンピューターの代名詞)も健在だ。
ハッカー=コンピューターへの不法侵入者をイメージづけるきっかけとなった映画らしいが、パスワード(アクセスコード)の解析にソーシャルエンジニアリングという正当な方法を使っているのが意外だった。

こちらの映画でも飛行機のチケット予約のシーンがある。ザ・インターネット同様にネットをイメージさせるのに一番いい例だったのかもしれない。

ザ・インターネットは今の高校生が生まれた頃の映画だし、WarGamesはMacintoshが発売されて1,2年頃の映画だと思うと、iPhoneで日頃行っていることがいかに急速に発展したモノであるのかを感じられるだろう。

ザ・インターネット (字幕版)ザ・インターネット (字幕版)





 
 

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2011年5月 8日 (日)

DVDからiTunesへデジタルコピー

DVDからiTunesへのデジタルコピーをしてみた。
映画は先日発売されたばかりのアンストッパブル。デンゼル・ワシントンは好きな俳優だし評判も良いので興味はあったからiTunes Storeで購入しようか考えていたところ、ブルーレイ&DVDセットでiTunesへのデジタルコピーが可能ということが分かったので試してみたくて購入した(Blu-ray版には含まれていない)。
これまでWindowsや携帯へのデジタルコピーはあったが、iTunesへのデジタルコピーに対応したものは初めてみた。恐らくiTunes Storeでレンタルしているものが対象となるのだろうが、これから増えてくるかもしれない。

転送方法は簡単で、iTunesを起動してDVDを挿入するとデバイスにDVDが表示される。
あとはDVDに付属しているコードを入力してiTunes Storeにログインするだけだ。認証のためにiTunes Storeにログインする必要があるため、予めiTunes Storeのアカウントが必要となる。
Digitalcopy1

認証が終わるとコピーが始まる。表示はダウンロードとなっているが実態はDVDからのコピーだ。
コピーされたファイルのサイズは1.53GBとなっている。iTunes Storeで同じ映画が販売されているがこちらは1.43GBとなっている。同じ映画を別々にエンコードするとは思えないので、Macは1GB=1,000MBで計算されているのに対して、iTunes Storeでは1GB=1,024MBで計算されているからだろう。
ビットレートは1.5Mbpsで、画質もそこそこだ。
Digitalcopy2Digitalcopy3

残念だったのは映画が日本語吹き替え版のみであったこと。iPod/iPhoneで再生することを考えるとメーカーとしては読みづらい字幕版ではなく吹き替え版にするのは分かるのだが、個人的には字幕版の方が良かった。なお、iTunes Storeでも日本語吹き替え版しか販売していないことからも、やはりデータは同じものなのだろう。

映画の内容は評判どおりで、最後もお約束のエンディングになっているので深く考えずに単純に楽しめた。

iTunes Storeでレンタルアンストッパブル (日本語吹替版)


 

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2011年1月10日 (月)

iTunesで映画をダウンロードしてみた

連休中にiTunesで映画をダウンロードしてみた。
何をダウンロードしようか悩むほどバリエーションが少ないが、どうせならDVDで買わないものをと考えて「イヴの時間」をダウンロードした。

普段はアニメなど全く見ないが、SDとHDがあったこと(見比べてみたかった)とAmazonのセールスで以前に上位に入っていたことから出来はそれほど悪くないだろうとことから選んだ。普段見ている洋画ならばDVDの方が安い、もしくは安くなるというのもあった。

さすがにDLには時間が掛かるので寝る前に購入して夜間にDLしておいた。
(ストリーミング再生も出来るようだが、試していない)

映画のテーマは古典的SFと言っていいと思う。アシモフのロボット三原則が要素の1つだし、ディックの世界にも通じるものを持っていたが、丁寧に作られていたしストーリーもよくまとめられていて予想外に楽しむことが出来た。

MBAのiTunesで再生するとデフォルトではSD再生だったが、アイコンをクリックしてHDに切り替えられる。
動きが激しいものではなかったので、MBAで視聴する分にはSDでも特に画質が汚いと思うことはなかった。画質に注意して観ればそれ相応の画質なのだが、特段ブロックノイズが気になるほどではなかったし、映画が面白かったのでストーリーの方に気をとられていたのもあるかもしれない。
もちろんHDに切り替えれば、ファイルサイズ相応に画質は向上する。
SD版とHD版はそれぞれ別ファイルとしてダウンロードされるが、iTunes上では一つの映画として認識される。また、ファイルを直接QuickTime Playerで開いて再生しようとしてみたが再生されなかった。

全体的に価格が高めで洋画のDVDのように発売してしばらく経つと廉価版が発売されるようなケースではiTunesの方が高くついてしまうケースもあるだろう。
洋画で日本語吹き替え版しかないケースが多いのも気になる(観てみたい映画が日本語吹き替え版しかなかったのでこの映画を選んだというのもある)。

いずれにせよ日本でのサービスは始まったばかりだし、日本語という特殊な条件があるのも仕方がないところだが、今後のラインナップの充実と字幕・吹き替えの選択肢の拡大や値段など改善に期待していきたい。


Time of EVE: The Movie


 

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2010年3月18日 (木)

ONE PIECE

シャンクスのエピソード(TV 4話)とノンテロップオープニング・エンディングのDVD付き初回限定版。
Amazonで3月19日に再入荷。

4話は好きなエピソードで、それが付いてくるということで購入。
初回限定版なのに再入荷?という点はとりあえず脇においておく。

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2009年11月 5日 (木)

三度、NCC 1701

今日アマゾンから届いた。
スター・トレック エンタープライズ号BOX<7,000セット限定> [DVD]<7,000セット限定> [DVD]
組み立てたいけど、組み立てられない。複雑なマニア心。

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2009年10月26日 (月)

NCC 1701 再び

こんなことを以前書いたが本家(Apple)もやっぱりNCC-1701だった。

Overview_hero1_20091020






スター・トレック エンタープライズ号BOX<7,000セット限定> [DVD]<7,000セット限定> [DVD]

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2009年10月16日 (金)

NCC 1701

この名前のコンピュータが一番多いのではないだろうか?
File Buddy(シェアウェア)のサンプル画面を見てそう思った。

今使っているMacBookのコンピュータ名も同じだ。
違うのは後ろがAかDかEか何も付けないかだろう(BとCはマニア過ぎ)

バリエーションとしては74656辺り?
(日本ならば71807もアリ)

スター・トレック エンタープライズ号BOX<7,000セット限定> [DVD]<7,000セット限定> [DVD]

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