日本語入力

2011年12月31日 (土)

ATOK passport導入




ATOK Passportを導入した。10台までのMac・Windows等にインストール可能(同時利用は不可だが、手は2本しかないので同時に使えるわけがないので問題なし)なので、しばらくMacBook ProでATOK 2011を試行の後に今回MacBook Airにもインストールした。

それまでMacBook AirにはATOK 2010がインストールされていたのだが、2011をインストール後に入力メニューに異常が発生した。

具体的には入力メニューに
com.apple.inputmethod.Roman
com.apple.inputmethod.Japanese
com.apple.inputmethod.Japanese.Katakana
の三つが表示されるようになった。
Atok01


ただ表示されるだけならばいいのだが、キーボードショートカットで切り替えた際に間違えてこれらの入力を選択してしまうと、Safariなど入力したアプリケーションが異常終了となる。

同様にATOK 2011をインストールしているMacBook Proでは発生していないのでMacBook Airのみの事象となる。MacBook Airはダイエットのために「ことえり」等のインプットメソッドを全て削除しており、それが原因と推測される(ATOK 2011のインストールの際に存在しない入力方法が誤情報として設定されるのだろう)。

システム環境を修正するのも面倒なので、ATOKのインストールメディア内にある[JustSystems]-[Tools]配下の[入力メニュー初期化ツール.app]を実行(再起動するので注意)したところ正常に戻った。
Atok02
Atok03
Atok04

(再起動直後はATOKも表示されなくなるので、改めて[言語とテキスト]から設定)
Atok05


ATOK 2011 for Macから64bitモードで動作するようになっている(32bitで起動しているSnow LeopardのMacBook AirでもATOKは64bitで動作している)。
デスクトップ等に新規フォルダを作成して日本語入力をした際に最初の1文字が消えてしまう不具合が解消されることを期待したが、残念ながら解消には至っていない。
ことえりでは同様の事象が発生していないのでもしかしたら32bit動作のせいかと思っていたがどうやらそうではなく、Snow Leopard自体の不具合のようだ。
MacBook AirもMacBook Proも10.6.8で動作させているため、10.7以降で同様の事象が発生するかは不明。

今回発生した入力メニューと上記の不具合の他は特に問題無く動作している。

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2009年12月15日 (火)

64bit日本語入力

Product_icon
Google 日本語入力


Google日本語入力の64bit版がリリースされた。バージョンは0.8.180.0。
ただし32bitのSnow Leopardにインストールしても32bitでしか動作しない。MacBookは64bit起動は出来ないので確認していないが、恐らくはOSの動作状況を判断しているのだろう。

ちょっと期待していたので残念。ATOKもかわせみも32bitで動作しており、現時点で32bitのSnow Leopardで64bitの日本語入力はことえりのみということになる。

Google 日本語入力(ベータ)

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2009年12月 3日 (木)

Google日本語入力

Product_icon
Google 日本語入力


Googleから日本語入力がリリースされた。
Windows版(32bitのみ)とMac版が用意されているが、まずはWindowsXPで試してみた。

変換機能はそこそこで、既存の日本語入力プログラムと比較しても遜色はない。ファーストリリースのベータ版にしては変換速度や変換効率も特に不満を覚えるものではない。
さすがにATOKほどの推測変換や正誤訂正は無いものの、「きょう」と入力して「平成21年12月3日」と変換程度の基本は押さえている。
しばらく使ってみようという気にさせてくれるだけの出来だ。

現時点ではベータ版ということもあって特殊辞書などは無いし機能も変換と辞書登録のみのリリースとなっている。
当然、ネットに接続していなくても利用できるが、Googleの特性を活かしてネット接続環境での辞書のアップデートや自動バックアップ、異なる機器間(異なるパソコンやWindows-Mac間など)でのシンクロなど「らしい」機能が出てくるのか楽しみだ。

現在、Macには「ことえり」「ATOK」「かわせみ」の3つがインストールされているが(かわせみは試用期間中)、「ATOK」と「かわせみ」で発生する英語から日本語への切替時のモタつきが「Google日本語入力」でどうか、しばらく使ってみたい。

Mac版は設定画面が英語なので、そんな場合はこちらを参照。Win版だけど内容はMac版と全く同じ。

Google 日本語入力(ベータ)

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2009年10月11日 (日)

ATOK2009とSnow Leopard

漢字TalkでFEPと呼ばれていた頃からEGBridge、VJEと使い続けて途中からATOKを使うようになった。WindowsもATOKだから変換の癖が慣れているというのもある。
ことえりは、最初の頃のお馬鹿なイメージがいつまでたっても払拭されない。これはWinowsのMSIMEにも言えるがどうしても付録的なイメージが拭えない。もっともWindows VistaでIMEの開発を中国で開発するようになってから評判がさらに悪くなっているが…。

MacBookを購入した後にIMEとしてATOK 2009を導入したのだが、これが出来が良くない。といっても変換で誤変換が多いというのであれば学習させていけばいいだけなのだが、文字入力でエラーが発生する。
特にSafariで使っていると突然入力が遅延しだしたりする。ログを確認すると例外エラーが発生している。特に、複数のタブを行ったり来たりしている時や、バックグラウンドでiTunesで曲のインポートとか重い処理を行っているとそれに引きずられているようだ。
ログにはIMKInputSessionのTimeoutが記録されている。
さらに質の悪いことに、IMEの処理待ちだからFinderも反応が悪くなる。
これには困った。

同様の事象はLeopardのことえりでも起きることはあったようだが、Snow Leopardになってことえりも64bit化されてからは目立っていないようだ。

仕方がないのでATOKでIMKInputSessionでエラーが発生した後はアプリケーションを終了するか、ことえりに切り替えて使っている(ことえりに切り替えると正常に利用出来るのだからOSのIMKSessionの受け側ではなく、ATOK側に問題があるのではないだろうか?)

他にもcommand + Spceキーで切り替える時に一瞬立ち上げが遅れて、切り替え後が日本語ではなく数文字英語のまま入力されていることもある。

入力ソースにはATOKとU.S.だけ登録しておきたいのだが、上記の理由からことえりも登録せざるを得ず、煩わしい。

快適な入力のためにも是非問題の解決と64bit化を期待したい。

ATOK 2009 for Mac 通常版
ATOK 2009 for Mac [プレミアム] 通常版

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