DoCoMo

2014年9月15日 (月)

OCNモバイルONEとEvernoteプレミアム

OCNのモバイルONEで容量シェアのSIMを1枚追加した。
初期手数料1,800円、月々450円で契約しているコースの使用量を2台でシェア出来るようになったが、意外な効果として、新たに届いたSIMを挿した端末でEvernoteを起動したところ、Evernote プレミアムの1年間が利用可能になった。
※最初にモバイルONEを契約した際にはSnapScanのキャンペーンですでにプレミアムになっていたために適用されなかったと推測。

これはドコモが実施しているdocomo×Evernoteプレミアムキャンペーンが適用されたことによるものだろう。
OCNモバイルONEはMVMOとしてドコモの回線を利用しているが、Evernote側ではMVMOか否かを判断出来ないためにキャンペーンが適用されたものと思われる。

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2013年5月23日 (木)

OCN モバイル エントリー d LTE 980 をSIMアンロック iPhone4Sで使う

従来はLTE回線のみだったOCN モバイル エントリー d LTE 980が、5月23日より3G回線に対応したためSIMアンロックのiPhone4Sに挿してみた。

設定アプリの[一般]-[ネットワーク]-[モバイルデータ通信ネットワーク]を順にタップ。

[モバイルデータ通信]の
・APN:3g-d-2.ocn.ne.jp
・ユーザー名:登録時に表示された「認証ID」
・パスワード:登録時に表示された認証IDの[パスワード]
を設定。
Ocniphone


注意するのはAPNで、LTEのときはlte-d.ocn.ne.jpだったものが3G回線機器の場合は
3g-d-2.ocn.ne.jp
と設定値が異なること。
※LTE対応機種で3G回線用APNの3g-d-2.ocn.ne.jpを設定しても使用できない。

また認証方式(CHPAまたはPAP)の設定は不要。

今回、3G回線機種への対応と合わせて1日の通信料が30MBを超えた際の速度が100kbpsから200kbpsへの変更とnanoSIM版のリリースも発表された。

「OCN モバイル エントリー d LTE 980」における機能強化について


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2013年4月14日 (日)

OCN モバイル エントリー d LTE 980をXperia Zで使う

OCN モバイル エントリー d LTE 980は1日30MBを上限として受信時最大112.5MbpsのLTEを月額980円(別途ユニバーサルサービス料金で月に3円強が加算される)で利用できるサービスだ。
2013年4月現在、Amazonでのみ販売している。価格は3,150円で、ドコモのSIMの発行手数料と同じ金額。販売しているカードは標準SIMとマイクロSIMの2種類。
Amazonのサイトでは在庫切れで入荷未定となっているが再入荷のペースは早い模様で、実際に購入したところ最初Amazonからは約10日後の出荷とメールが送られてきて、その後短縮されて最終的には購入から約4日程度で発送された。
[追記] 5月時点で在庫不足は改善されているようで、在庫ありのステータスになっている。
[追記] nanoSIM版もリリースされることが発表された。

注意事項は以下のとおり。
・データ通信のみで音声通信(電話)は使用不可
・フルスピードは1日30MBで30MB以降は100kbps200kbps。※1
Xi端末が対象(FOMA端末では認証が行えないため使えない)※1
・Xiエリア外では3Gで通信が可能
・ドコモの端末ではテザリングは不可
・契約にあたってクレジットカードが必須
Xiエリア外ではFOMAで通信を行うが、FOMA端末(Xiに対応していない端末)では使用出来ない点が特に注意
※1 2013年5月23日より3G端末でも利用可能となることとともに30MB以降は200kbpsとなることが発表された。
SIMフリーのiPhone4Sで動作を確認


現在ドコモで契約している回線はiPhone4Sで利用しているので、サブ回線としてXperia Z(SO-02E)用にマイクロSIMを購入した。

2013年4月12日現在で、動作確認済みの機種は以下の7機種だが、Xperia Z SO-02Eでも使用出来た。
・GALAXY S III
・GALAXY Note
・Xperia GX
・ARROWS V F‐04E
・Optimus G L‐01E
・ELUGA X P‐02E
・Disney Mobile on docomo N‐03E

メインの回線として使うには1日あたり30MBという上限はいささか厳しいが、サブ回線としてならば問題ないレベルだと思う。テザリングも出来ないというのも30MB上限でテザリングをするのは厳しいので、気にしない。

送られてきたSIMカードはドコモの赤SIM。

本カードのみで利用開始することは出来ず、まずパソコン等から既存の回線経由で登録が必要となる。登録をせずにSIMカードを挿しても通信は出来ない(アンテナは立つ)。

SIMを入手したら本サービス用のサイトに接続し、利用申込をクリック。
SIMカードに記載されている発信番号(電話番号)と端末製造番号を入力。
Ocn01


あとはウィザードに従って必要項目を入力していくが、前述のとおり支払い方法はクレジットカードのみとなる。
Ocn02


登録が終わると「認証ID/パスワード」とOCNで割り当てられた「メールアカウント/メールパスワード」が表示される。設定にはこの情報が必要なので、処理完了後にブラウザを閉じない方が良い。ブラウザを閉じてしまった場合には受付IDを使って改めてOCNに電話で問い合わせることになるので注意。
※接続設定に必要なのは認証IDだが、契約内容の確認・変更を行うOCNマイページへのログインに新たに付与されたメールアカウントとメールパスワードが必要となる。
Ocn03


上記の登録完了後すぐに利用可能となるので、SIMをXperia Zに挿入。
[設定]アプリを起動し、[その他の設定]-[モバイルネットワーク]-[アクセスポイント名]を開く。
Ocn04  Ocn05  Ocn06


メニューから[新しいAPN]を実行し、以下の項目を設定する。
・名前;適当なもの
・APN:lte-d.ocn.ne.jp
・ユーザー名:登録時に表示された「認証ID」
・パスワード:登録時に表示された認証IDの[パスワード]
・認証タイプ:「PAPまたはCHAP」を選択
あとは設定したAPNを指定すれば使用可能となる。
Ocn07

Ocn08

Ocn09


使用条件ととおりFOMA端末では使用出来ないため、試しにSIMフリーのiPhone4Sに装着してみたが通信エラーとなった。
5月23日に3G回線機種に対応

対応機種はもちろんだが、その上で購入の判断基準になるのは30MBという上限値だ。例えばこのエントリーに幾つかキャプチャーを挿入しているが、合計の容量は約1MBだ。WEBブラウジングでちょっと画像を読み込んだらそれなりのサイズになるから、基本的にはテキストベースのメール送受信がメインになると思う。そしてテキストベースならば30MBを超過して100kbps200kbpsに上限値が設定されても10年ちょっと前によく使われていたISDN回線の64kbpsよりも速いのだから、それほどストレスはないだろう。



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2012年9月10日 (月)

Xiパケホーダイライトに変更

ドコモのXiパケホーダイに3GB/月を上限とするライトプランが追加された。サービスの提供は10月1日からだが予約は9月1日から始まっている。
これまでiPhone用の回線に7GB/月が上限のXiパケホーダイフラットを契約していたが、ここ半年ほどは多くても2GBちょっとで推移しているので、試しにXiライトに変更してみることにした。
上限が半分以下で1,000円しか安くならないのは、恐らく現在のXiパケホーダイ契約のうち大多数がこのくらいしか使用しておらず原価構造からは3GB契約が多くなっても設備投資はほぼ変わらないからだろう。また本体価格の「実質0円」というデタラメな割引サービスの原資を確保するためにも月々のサービス利用料を下げることが出来ないという事情もある。それでも利用者としてはもう少しがんばって欲しいところだ。

Xiの基本契約は2年縛りのXiにねん契約をしているため変更するとなると解約料が発生するが、今回のようにパケット部分のXiパケホーダイフラットからXiパケホーダイライトへの変更は料金プランの変更扱いで手数料は発生しない。3GBでしばらく利用していて、もし今後通信料が増えることがあれば都度ドコモへ行って7GB上限のフラットに変更すれば良い。
現在は予約中とのことで今回手続きした明細には9月30日までXiパケホーダイフラットを適用、10月1日からXiパケホーダイライトを開始となっている。

今回変更手続き(予約)をしたところ、先日発表されたdocomo Wi-Fi永年無料サービスは即時開始となっていた。
これまでもiPhoneでドコモのWi-Fiを利用してきたがそれはmoperaのオプションとしてWi-Fiサービスを契約しているからで、この契約も来年3月までは無料期間となっている。つまり現時点ではmoperaのWi-Fiオプション(3月まで無料)とdocomo Wi-Fi永年無料サービスの二重登録になっているということだ。
今回docomo Wi-Fi永年無料サービスがパケットサービスに追加されたことで現在契約中のmoperaのWi-Fiオプションの扱いがどうなるかについてドコモショップの担当者に聞いてみたが、分からとのこと。今回のdocomo Wi-Fi無料サービスはSPモードユーザーを想定したものでmoperaユーザーが切り替える場合の手続きまで整理が出来ていないのかもしれないが、複雑なオプションと無料キャンペーンの組み合わせという行き当たりばったり施策を続けてきた結果が招いた混乱とも言える。

とりあえずしばらく様子を見てから、moperaのWi-Fiオプションを解除してみるつもり。

[追記]
My Docomoで料金を確認したところWi-Fi永年無料サービス適用前は「キャンペーン割引料」となっていたものが適用後は「永年キャンペーン割引料」となっていた。特に手続きを行わなくてもWi-Fi利用料に適用されているようだ。

Docomo1

Docomo2

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2012年8月26日 (日)

iモードの迷惑メール急増

モード宛の迷惑メールが急に増えた。

現在設定しているiモードの迷惑メール対策は
・携帯からのメールは受信
・PCからのメールは拒否
・ただしドメインを指定して受信
の3つだ。

そしてここ最近急激に増えたメールに共通するのは発信元のアドレスがmbga.jpで終わること。たとえば@abcdmbga.jpのようなドメインのアドレスから送られたメールだということだ。

確認してみたら、ドメインを指定して受信の中に「mbga.jp」というのが登録されていた。恐らく記憶が無いぐらい昔に一度登録してしまったのだろう。ドメイン指定受信の設定は後方一致のため、mbga.jpで終わるメールをドコモのフィルタが通過メールとして認識してしまったのだ。

とすれば、対策は簡単。ドメイン指定受信を「@mbga.jp」と頭に@を付与すれば今回増えた迷惑メールを防ぐことが出来ると思われるが、もっと確実な方法としてドメイン指定からmbga.jpを削除した。モバゲーは使わないのでこれで問題無い。

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2012年3月 8日 (木)

iOS 5.1にアップデートするとモバイルデータ通信ネットワークがクリアされる




iOS 5.1がリリースされたので、SIMフリーでドコモのXi回線を使っているiPhone 4SにOTAでアップデートしてみた。
自宅ではWiFiでつながっていたため気が付かなかったが、外でSafariなどを利用すると「データ通信機能を起動できませんでした」とのメッセージが表示されて通信が出来なかった。

[設定]-[一般]-[ネットワーク]-[モバイルデータ通信ネットワーク]を確認したところAPNの設定がクリアされていたので、再度設定し直した(mopera.net)ところ正常にアクセス出来るようになった。テザリング(インターネット共有)も同様。

なお、アップデートの前後でネットワーク設定のクリア等は行っていない。

端末固有の問題なのか、iOS5.1のバグなのか、OTAアップデートのバグなのか、理由は不明。





 
 

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2012年1月 9日 (月)

セブンイレブンでmoperaの公衆無線LAN接続




セブンイレブンに行ったらiPhoneが勝手にWiFI接続していた。設定アプリを開くとSSIDは「docomo」。
自動で接続したのは802.1X接続の設定(iOS5でmoperaの公衆LANサービスを使う)をしていたからだ。
711


セブンイレブンでWiFiサービスを始めたのは知っていたが接続する理由もなかったので、会員登録などはしていない。
サイトで調べてみると7spotというのが本来のサービス用のSSIDらしい。

ただ、ミニストップのようにイートインコーナーがあるわけではないので、WiFIが繋がっても使うことは無いだろう。

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2011年12月21日 (水)

SIMフリーiPhone4SをドコモXiプランで使用する -まとめ-




SIMフリーのiPhoneにドコモのXiプランで契約した回線を使っているが、接続している回線はXiではなくFOMAだ。
そもそもiPhoneにはXiで通信するためのハード(チップ等)が搭載されていない。

これまでの携帯で2Gから3Gへの切り替え、ドコモであればmovaからFOMAへの切り替えの際に3G(FOMA)の契約では2G(mova)として接続できなかった。
ところがXiは端末自体がXiのエリアではXi接続しXiエリア外ではFOMA接続するために、Xiの契約プランでXi回線とFOMA回線の両方に接続できるようになっている。
そのため、SIMフリーのiPhoneは対応しているFOMA回線でのみ接続しているということだ。ただしFOMAでは本来の2GHz帯に加え800MHzのFOMAプラスと言われているエリア(帯域)でも接続出来る。
FOMA回線で接続しているのだから回線速度もFOMAの回線速度に依存し、ベストエフォートの下り7.2Mbps(上り384Kbps)が最大ということになる。決してXiの37.5Mbpsなどでは接続出来ない。

料金プランはXi、接続方法はFOMA。

Xi接続以外にもいくつかネットで誤情報が流れているので、これまでのエントリーに記載した内容も含めてiPhone4SをXiプランで使用する場合のポイントを整理。

契約時のポイント


  • spモードは利用できないので契約不要。

  • iモードメールをMMSとして受信は不可能。iモードメールの操作はiモード.net経由で可能(すでにiモードメールのメールアドレス等を設定済みの場合)。imontenを使用するのであれば自己責任。

  • 新規にiモードメールを使用する場合は、ドコモの携帯でメールアドレス等の設定が必要(つまりドコモの端末が必要、前述のとおりFOMA端末でも使えるので古いFOMA端末にアダプタを付けてSIMを挿せば設定できる。ただしmicroSIM→SIMアダプタを付けてFOMA端末に入れると抜けなくなる場合があるので注意)。

  • プッシュ配信のメールを使いたいだけならば、iCloudで新規にメールアドレスを作成すればリアルタイムで配信されるメールとして利用することが出来る。その他にもフリーのメールで実現可能

  • マイクロSIM購入時に技適マークの表示を求められていても、新規端末でアクティベート前の状態(アクティベート可能なSIMカードを持っていない場合)は見せることが出来ない。その旨を申告するか、別のドコモショップをあたる。

  • プロバイダはmopearU。


    • 必要な契約プラン
    • Xiプラン基本契約(タイプXiにねん又はタイプXi)

    • Xiパケ・ホーダイ フラット(Xiパケ・ホーダイ ダブルもあるがすぐに上限に達する可能性が高い。そして上限の利用料金はフラットよりも高い。そのためドコモ自身もフラットを勧めている)

    • moperaUスタンダード(公衆無線LANは当面無料なので付けておく)。現時点ではXiプラン+パケ・ホーダイ フラットで利用できるのはmoperaUスタンダードのみ(データ定額プランならば他のプロバイダを選択することも可能だが、電話機能は使用できない)。
    • オプション

    • Xiカケ・ホーダイ

    • 留守番電話(電話アプリの留守番電話は使用できない。iOS5.01時点ではフィールドテストコマンドによる設定変更も出来ない)

    • iモード

    • iモード.net。
    • 不要なサービス

    • spモード


利用・設定の際のポイント


  • Xi契約をすると赤いSIMに変更される。マイクロSIMも同様。赤いSIMは前述のとおりドコモの他のFOMA端末に挿しても使用することが出来る。iPhone4Sは3G接続なので旧来の白・緑・青のSIMカードでもマイクロSIM化していれば使用は可能、ただし白・緑・青のSIMカードをXi端末に挿しても通信は出来ない。

  • 新規端末を購入直後のマイクロSIMを使って3G回線経由でアクティベートは出来ない。SIMを挿したままインターネットに接続しているWiFiかiTunesに接続してアクティベートする。

  • 接続はFOMAで、2GHzと800MHzで接続。(Xiでは接続出来ない)

  • 通信速度は下りが7.2Mbps、上りが384kbpsのベストエフォート。

  • 3日間の通信料が1GBを超えると速度制限が掛けられる場合がある。

  • 2012年10月以降は1ヶ月のデータ量が7GBを超えた時点で月末まで通信速度が最大128kbpsに制限される。その場合2GBごとに2,625円を支払うことで本来の速度で使用することが出来る。
  • キャリア表示でNTT DOCOMOとJP DOCOMOとなる場合があるが、基地局の設定に依存するものでどちらであっても使用上は問題ない。(800MHzのFOMAプラスエリアだとJP...という噂もあるがこれも間違い、2GHzでJP...という基地局もある)

  • moperaUを使用した場合のAPNはmopera.net。前述のとおりFOMA回線を使って接続するがmopera.flat.foma.ne.jpはFOMA契約用のAPNでXi契約では使用できない(FOMAからの移行の場合移行当日は両方使えるだけ)。

  • 接続できるようになったらmoperaの初期設定でアカウントとパスワードの作成、My docomoのアカウント登録を行う。moperaUのアカウントは公衆無線LANで必要だし、My docomoのページでオプション契約の変更や利用料金の確認が出来る。

  • moperaの公衆無線LANの設定は過去エントリーを参照。

  • FaceTimeをオンにすると「FacTimeのアクティベート」の際に国際SMSで50円掛かる。電源のオフ・オン(スリープではない)のたびにFaceTimeのアクティベートが行われるので注意。
    ※アクティベートに失敗しても掛かる。

  • テザリングを使用する際のポイントは過去エントリーを参照。
  • 電話で発信者番号の通知・非通知は[設定]-[電話]で設定出来るが、ドコモでも問題なく動作する。


既知の問題


  • iTunesに挿すたびにキャリア設定のアップデートを確認するメッセージ(たまにエラーメッセージも)が表示されるが、そもそもドコモ用のキャリア設定は存在しないのでアップデートは出来ないし、メッセージも消えない。

  • iOS5では留守番電話の発信先をフィールドコマンドでカスタマイズ出来ない。(iOS5.0.1でも不可)暫定回避策

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2011年12月 4日 (日)

iPhone4SとドコモXiプランでテザリング -まとめ-




iPhone4SをXiプランのドコモ回線で接続していれば、定額の範囲内でテザリングも使用出来る。

テザリングに際しては
・回線キャリアが許可している(ドコモのXiプランは許可されている)
・3G回線に接続している
・モバイルデータ通信がオンになっている([設定]-[一般]-[ネットワーク])
・[インターネット共有]のAPNが設定されている([設定]-[一般]-[ネットワーク]-[モバイルデータ通信ネットワーク])
・[インターネット共有]がオンになっている([設定]-[インターネット共有])
を満たしている必要がある。
・接続する際にはインターネット共有の画面を表示しておく(インターネット共有がオンでもホーム画面などを表示している場合は接続しない-SSIDを見つけない-場合がある)。接続してしまえばその後はホーム画面へ移動しようがアプリを起動しようがロックしようが、接続は維持される。
・ソフトバンクのSIMなどテザリングが許可されていないキャリアのSIMを差すと、その後ドコモのSIMに差し替えてもテザリングが有効にならない場合がある。その場合は復元することで使用できる。

テザリングはMacからはもちろん、iPod touchやiPadからも使用することが出来る。Macから接続しているときは普通のAPと同じように見えるが、iOSデバイスから接続するとアイコンがテザリングのもので表示される。

Th01通常ルータ等にWiFiで接続している場合    →    Th02テザリングを使用している場合


テザリングを有効時の接続仕様は以下のとおり。
・プロトコルは11gで変更不可
・暗号方式はWPA2パーソナルでパスワードはテザリング画面で設定可能、暗号方式の変更は不可(WEPのみのNintendo DS/DS Liteなどは繋がらない。DSi以降はWPA2対応なので繋がるはずだが持っていないので不明)
・SSIDは端末名でステルス不可
・IPアドレスはクラスBのプライベートIPが自動付与で設定不可

SSID名とパスワード以外は設定が変更出来ない仕様となっている。

iPhone4Sは11nにも対応しているが、テザリング使用時のAPとしては11gでの通信となる。もっともiPhone4SはFOMAのハイスピードにも対応していないので、11gで十分。

端末名を「iPhone」としているのばSSIDも[iPhone]となっている。至極ありきたりなSSIDだが、今のところテザリング中に同一名に出会ったことがないのでどうなるかは不明(というよりiPhoneでテザリングをしている状況にかち合うことは現状ほとんどないだろう)。
Iphone_tethering01


基本的にSSIDに日本語は使用出来ないはずだが、iPhoneの場合は使用(表示)されてしまう。Windowsクライアントからは試していないがMacBook Air上では「○○のiPhone」とSSIDが表示される。
Iphone_tethering02


接続中に端末名を変更したりすると、接続が切れてSSIDを見つけなくなる場合がある(これはMac側の問題のような気がする)。

接続するクライアント側はDHCPで接続する。
mopera.netのDNSサーバーは以下の2つ。
220.159.212.200
220.159.212.201
DNSはクライアント側で変更可能だがDNSのレスポンスを無視出来るぐらい通信速度が遅いのであまり気にする必要はない。
Iphone_tethering03


通信速度は当然ながらドコモの接続状況に大きく左右されるが、外出先での利用方法はEvernoteの同期とメールの送受信等のバックグラウンドでの処理が多くブラウジングはあまり行わないので、それほど気にならない。
ブラウジングをしていると通信速度の遅さは当然感じるが、MacBook AirにはFlashをインストールしていないので、余計な広告を読み込まない分だけストレスは感じない(もちろん、極端に遅い場合などはあるが仕方がないと割り切っている)。

MacBook Air Late 2010 11インチとiPhone4Sでそれぞれ100%充電した状態からiPhone4S上ではAirCassetteで音楽を再生しながら、MacBook Air側はEvernote・Mail・Twitterを起動した状態でSafariで調べ物をしたりしながら2時間ほどテザリング接続したまま作業をしたところ、MacBook Airのバッテリ残量は49%、iPhone4Sのバッテリ残量は41%であった。
iPhone4S側は3G通信とWiFi通信を同時に行いながらなので、こんなものだろう。もちろんストリーミング再生など連続して通信し続けていると、バッテリの消耗はもっと速いと思われる。

少なくとも、通常の使い方の範囲では十分実用に耐えるだろう。

iOSのバージョンは5.0のまま。5.0.1はパスして5.1以降の状況を見て判断するつもり。

テザリングを行う際にはセキュリティに注意する必要がある。
ルーターを使用している場合はルーター側でフィルタリングを設定することで共有プロトコルを遮断することが出来るが、テザリングは直接ネットワークに繋がっているのと同じなので、クライアントに共有サービスを設定しているとそれはインターネットに公開しているのと同じことになってしまう。

最低限のセキュリティのために、システム環境設定の共有で全ての共有設定を無効にしておくこと。
また、同じくシステム環境のセキュリティでファイアウォールを有効にしておくこと。

            

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2011年12月 1日 (木)

iPhone4S (iOS5)でドコモの留守番電話サービスを使う場合の暫定回避策




2011年11月時点でiPhone4Sでドコモ回線を使用した場合、留守番電話ボタンが機能しない。
Voicemail01


iPhone4(iOS4)まではフィールドテスト用のコマンドで設定できたのだが、iOS5ではそのコマンドが使用できないようだ。

ただしメッセージの有無はバッジで表示されるし、SMSも送られてくる。
(電話アプリのバッジはメッセージ数が表示される))
Voicemail02    Voicemail03


「留守番電話ボタン」が機能しない以上、留守番電話に登録されたメッセージを確認する場合は、電話アプリから直接「1417」を発信することになる。

いちいち番号を発信するのが面倒なのであればショートカットをホーム画面に作成すればよい。
今回はTouch Icon Creatorを使用。
ついでにアイコンもそれらしいものを作成した。

Voicemail_icon
※114pxのRetinaサイズ。


使い方は簡単でアイコンを選択して番号を設定する。
設定画面で[電話をかける前に確認]をオフにしておくと、アイコンをタップすると即発信となる。
[作成]ボタンをクリックして、表示された画面(Safari)でホーム画面にアイコンを追加するだけ。

Voicemail04    Voicemail05


これでワンタップで留守電確認が出来るようになる。
Voicemail06


新たな対応策が見つかるまではこれで様子をみることにする。


以下、留守番電話関係の番号一覧。詳細はドコモのホームページで要確認。
番号非通知着信(申し込み・手続き不要)
148で発信、1で拒否(案内メッセージ有り)、0で許可

留守番電話(申し込み要、MyDocCoMoから設定可、即時有効)
1411で留守番電話サービスを開始(申し込み時は自動的に開始されている)
1410で留守番電話サービスを停止
1417でメッセージの再生・保存・消去
1416で保存済みメッセージの再生・保存・消去
1419で呼び出し時間の設定 呼び出し時間を0から120で設定して#
メッセージその他設定は1416を呼び出してから9。

通話中の着信設定
留守番電話に接続する場合は、1451
着信拒否は1459
通常着信は1450

Touch Icon CreatorTouch Icon Creator - Makoto Setoh

            

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