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2017年5月 7日 (日)

回線速度の時間推移を測定してグラフ化する

一般的に回線速度の計測サイトはWebインタフェースか独自アプリケーションを利用し、測定する度に操作が必要なことが多い。その時点での回線速度を測定するだけならば何も問題は無いのだが、例えば1日の回線速度の推移を自動で取得しようとすると、なかなか難しい。

Githubで公開されているspeedtest-cliをインストールすることで、speediest.netが提供している速度測定サービスをターミナルから利用できるので、あとは繰り返し実行すれば回線速度の推移を取得することが出来る。

一番簡単なインストール方法はeasy_install を使用することで、ターミナルを起動して

easy_install speediest-cli
を実行すれば良い。
ただし、今回は後々のメンテナンスを考慮して、パッケージマネージャーのHomebrewを使用することにした。
最初にターミナルを起動、
/usr/bin/ruby -e "$(curl -fsSL https://raw.githubusercontent.com/Homebrew/install/master/install)"
を実行してHomebrewをインストール。
次に同じくターミナルから
brew install speedtest_cli
を実行。
インストール後に、
speedtest-cli --version
を実行し、バージョンナンバーが表示されればOK。

speedtest.netで測定する際に、Webやアプリケーションでは一番近いサーバーを選択してくれるが、コマンドラインからの実行ではサーバーを選択しなければならない。

speedtest-cli --list
を実行するとサーバーリストが表示されるが、世界中のサーバーが表示されてしまうので
speedtest-cli --list | grep 'Japan'
で日本のサーバーのみを出力、その中から一番近いサーバーを選択する。
今回はリストの中から一番近い12162) Indegene (Tokyo, Japan) サーバーを設定することにした。
speedtest-cli --server 12162
シェルの中から実行することと、集計のために余計な情報は必要ないので、
--simpleオプションを設定して、
speediest-cli --server 12162 --simple
を実行すれば
Ping: 7.647 ms
Download: 413.27 Mbit/s
Upload: 200.56 Mbit/s
の3つの情報が出力される。

次に、このコマンドを一定間隔で実行するシェルを作成する。
実行結果はグラフ化しやすいように、測定した時刻を加えてCSV形式でテキストに出力。

#! /bin/sh
while true; do
DATA=`speedtest-cli --server 12162 --simple | tr '\n' ','` #コマンド実行結果の改行を,に置換
TIME=`date '+%Y/%m/%d %T'` #実行時刻を取得
echo $TIME','$DATA >> result.csv #結果をresult.csvファイルに出力
sleep 600
done
このまま実行して、終了時にはcontrol+cで終了しても良いのだが、時間になったら終了する処理を追加。ついでにヘッダ行の出力も追加しておく。
実行間隔はサーバーへの負荷等を考慮して、10分(600秒)ごととする。
#! /bin/sh
ENDTIME="2017/05/04 20:00:00" #終了させたい日時
INTERVAL="600" #実行間隔(秒)、一回の測定時間以上を設定すること
FILENAME="result"`date '+%Y%m%d%H%M%S'`".csv" #ファイル名に開始時刻を追加
echo "DateTime,Ping,Download,Upload" >> $FILENAME #ヘッダ行を出力
while true; do
TIME=`date '+%Y/%m/%d %T'`
DATA=`speedtest-cli --server 12162 --simple | tr '\n' ','`
echo $TIME','$DATA >> $FILENAME
if [ `date -jf "%Y/%m/%d %H:%M:%S" "$ENDTIME" '+%s'` -lt `date '+%s'` ]; then
break #指定日時を経過したら繰り返しを終了
fi
sleep `expr $INTERVAL - $(expr $(date '+%s') - $(date -jf "%Y/%m/%d %H:%M:%S" "$TIME" '+%s'))` #実行間隔から前回実行に掛かった時間を減算して待機
done
拡張子を.shにしたテキストファイルとして保存し、
chmod +x シェル名.sh
で実行権限を設定して準備完了。

ターミナルから/bin/bash シェル名.sh を実行して後は放置。

測定後にExcelで集計処理を行って、最大値・最小値と平均の推移を見やすくするために株価チャートで作成。
株価チャートは1軸でしか作成出来ないため、一方のグラフの背景を透明にして重ね合わせしたものをテンプレートとして、都度データ範囲を変更することにする。

Graph


グラフのとおり、同じ時間帯でもサーバーの状況や経路の影響で最大値と最小値の差が200Mb/s以上になる場合もある。曜日や祝日でも異なる数値になるし、測定しているパソコンの利用状況や宅内LANの影響もあるだろう。あくまで傾向を確認する程度の信頼性しかないことは留意しておく必要がある。

今回のグラフは5月5日(金)21:00〜5月6日(土)22:00のもの。

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2012年7月30日 (月)

Googleモバイルで手書き検索

Googleモバイルが手書き検索をサポートしている。iOSのバージョンは5以上でSafariでも可能だ(モバイルのためサポートしているのはiOSとAndroid)。

Googleのページにアクセスして[検索設定]ページから[手書き入力]を有効にして「保存」。ブラウザの右下に[g]アイコンが表示されるので(表示されない場合はページをリロード)、ここをタップすると入力することが出来る。

文字認識はデバイス側で行うのではなく、入力した文字を一度Googleへ画像として送りGoogle側で文字を認識している。

Google01


Google02


Google03


Google04

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2012年6月 4日 (月)

IPv6 launch




6月6日はWorld IPv6 Launchが開催される。
5月30日までに登録されたIPv6 Launchへの参加するサイトは108の国・地域から2,546となっている。国別に参加サイト数をまとめたのが以下の表。

順位参加サイト数
1United States395
2Taiwan180
3Germany163
4United Kingdom124
5Australia112
6Spain107
7Netherlands99
8Norway90
9Sweden88
10France82
11Japan76
12Indonesia61
13Brazil54
14Russian Federation49
15Italy45
16Canada41
19Poland39
18Belgium35
19India33
20Czech Republic32
20Denmark32
22Thailand31
23Switherland30
24Argentina26
24Portugal26
26Slovakia24
27Austria22
28Malaysia18
19Singapore17
30Hong Kong16
30Turkey16
32Finland15
33China14
33Mexico14
33Slovenia14
36Colombia13
36New Zealand13
38Hungry12
38Philippines12
38Ukraine12
41Latvia11
41Lebanon11
41Romania11
41Uruguay11
45Belize10
45Greece10
45Ireland10
45Venezuela10
49Chile9
49Ecuador9
49Malta9
52Armenia8
52Sri Lanka8
54Luxembourg7
55Bulgaria6
55Saudi Arabia6
57Costa Rica5
57Estonia5
57Nigeria5
57Peru5
57Serbia5
62Bangladesh4
62Cameroon4
62Cuba4
62Egypt4
62Kenya4
62Mauritius4
62South Africa4
69Faroe Islands3
69Iceland3
69Iran, Islamic Republic of3
69Moldova3
69Pakistan3
69Sudan3
69Togo3
69Vietnam3
77Belarus2
77Dominican republic2
77Grenada2
77Israel2
77Kazakhstan2
77Korea Republic of2
77Lithuania2
77Macedonia, The former Yugoslave Republic of2
77New Caledonia2
86Algeria1
86Andorra1
86Benin1
86Bostwana1
86Gambia1
86Georgia1
86Guyana1
86Isle of Man1
86Kuwait1
86Marshall Islands1
86Morocco1
86Non-Geographic1
86Norfolk Island1
86Oman1
86Panama1
86Paraguay1
86Puerto Rico1
86Rwanda1
86Senegal1
86Trinidad and Tobago1
86Tunisia1
86United Arab Emirates1
86United States Minor outlying Islands1

トップは予想通りアメリカで2位は台湾、以下ドイツ・イギリス・オーストラリア・スペイン・オランダ・ノルウェイ・スウェーデン・フランスがトップ10を形成し、日本は11位。
事業者として日本から参加するのはKDDIとSuperCSIの2社のみ(58業者中)。

ちなみに国別のインターネット利用者数(出展Wikipedia)は次の表のとおりとなる。

1中国404,000,000
2アメリカ234,372,000
3日本95,979,000
4インド81,000,000
5ブラジル72,027,700
6ドイツ61,973,100
7イギリス46,683,900
8ロシア45,250,000
9フランス43,100,134
10韓国37,475,800

World IPv6 Launch
インターネット利用者数による国順リスト - Wikipedia






 
 

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2012年2月11日 (土)

カレンダーを一元化




カレンダーの同期を整理した。

現在、使用しているカレンダーは以下のとおり。
1. MacBook ProのiCal
2. MacBook AirのiCal
3. Googleカレンダー
4. iPhone4Sのカレンダー
5. iPad2のカレンダー
6. 職場のOutlook予定表(Exchangeサーバー)

すでに簡単に整理はしており、プライベートはGoogleカレンダー、仕事はOutlookをメインにしている。今回はさらにMac上に残っているデータを移行するとともに、Outlookの予定表も統合して1つにまとめることにした。
なお、現時点ではセキュリティ上の観点からOutlookが参照しているExchangeサーバーに外部ネットワーク(インターネット)から直接アクセスすることが出来ない設定になっている。

まずMacBook ProとMacBook Airの予定表のローカルに作成されている予定を全てGoogleカレンダーに変更し、Mac内のカレンダーを削除。

MacBook Proのみバッテリーリフレッシュ用に毎月2日にアラームを表示するイベントカレンダーを追加。
この「イベントカレンダー」はiTunesでiPhone・iPadと同期。iTunesの[情報]タブでiCalカレンダーと同期を選択し、追加したイベントカレンダーのみチェックする。一覧にはMacで参照しているGoogleカレンダーも表示されるが、これをチェックするとiCal経由のGoogleカレンダーと直接シンクロしているGoogleカレンダーが二重に表示されるので注意。

次にGoogleカレンダーに「仕事」・「イベント」と2つのカレンダーを追加。
Google Calender Syncを使ってOutlookの予定表→Googleカレンダーの「仕事」に同期するように設定。職場の予定表にプライベートのスケジュールを記入したくないので一方行とする。この際に顧客等の個人情報が含まれている予定(自分では記述しないように注意しているのでそれほど多くはない)はOutlook上に別の個人用フォルダを作成してそのフォルダの予定表に内容を記述、Googleと同期する予定表には枠だけを残した。
「イベント」には定期的に行う予定を設定。

これで、Googleカレンダーに定期イベント、仕事のスケジュール、プライベートのスケジュールが集約できた。
また、Googleカレンダーには「おすすめのカレンダー」から「日本の祝日」を追加。

MacBook ProとMacBook AirのiCalには元々Googleカレンダーの設定をしていたので[環境設定]-[アカウント]の[委任]タブから追加した「イベント」・「仕事」・「日本の祝日」にチェックすればiCalに表示される。あとは直感的に見分けが付くようにプライベートをブルー、仕事をレッド、イベントをオレンジ、祝日をグリーンに統一。

残りはiOSの2台だが、こちらは[設定]-[メール/連絡先/カレンダー]でGoogleアカウントを追加してもそのままではメインのカレンダー1つしか見ることが出来ず、iOSデバイスからGoogle Syncの設定をしなければならない。

以下の手順はiOSデバイスからでなければ設定できない(Mac・PCからは設定不可)。
iOSデバイスのSafariからhttp://m.google.com/syncを開く。

「未登録の端末です」と表示されるので、下の方の[言語を変更]をタップ。
Googlesync01


[English (US)]をタップ。
Googlesync02


[Sign in with your Google Account]をタップしてサインイン(すでにサインインしている場合はこのページは表示されない)。
Googlesync03


今までGoogleカレンダーと同期したことがある端末が表示される(すでに使用していない端末も表示されるが、削除することは出来ない)ので、カレンダーの同期をする端末をタップ。
※何故かiPhoneの最終同期が昨年の日付になっているがちゃんと最新のデータを参照できているので気にしない。
Googlesync04


登録しているカレンダー一覧が表示されるので、チェックボックスをONにして[Save]をタップ。
これでiOS上のカレンダーを起動すると全てのカレンダーが表示されるようになる。
Ioscal


Macと同じ様にそれぞれのカレンダーの色を合わせることと、[設定]-[メール/連絡先/カレンダー]のカレンダーの項目でデフォルトカレンダーにGoogleを選択すれば完了。
Schedule01


3G回線なりWiFiなりのアクセスは必要だが、これでMac2台、iOS2台、仕事のPCのいずれからも同じ予定表にアクセス出来るようになった。
仕事のカレンダーを更新してもOutlookに反映は(しない様に設定しているので)出来ないが、プライベートの端末で仕事に関わることをする気は無いので問題ない。

iCloudを使わないのはMacがSnow Leopardであること、Outlookと連携が取れないこと、サーバーの信頼性がまだ低い(実績が無い)こと、様々なアプリはGoogleカレンダーには対応しているがiCloudへの対応はまだまだであること等々、現時点ではGoogleカレンダーが一番汎用性が高いから。





 
 

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2012年2月 6日 (月)

QRコード

Qrtext

QRコード


ポメラQRコードリーダー - KING JIM CO.,LTD.ポメラQRコードリーダー - KING JIM CO.,LTD.Pomeraqr

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2012年1月31日 (火)

CSSでグラデーション




MASからダウンロードしたGradient Proを使ってみた。CSSでグラデーションを作成するアプリケーションだ。

ブラウザがサポートしていれば下記に6色のグラデーションが表示されるはず。
(Safari, Firefox, Chromeでは正常に表示された)

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 


Gradient Pro - SoftmaticGradient Pro - Softmatic





 
 

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2012年1月27日 (金)

外出先でAirPrintに挑戦




これまでの歩み。
VPN経由でiPhoneからMacの画面共有を使う
MacをVPN経由でスリープから復帰させる
MacをL2TP/IPsecのVPNサーバー化、テザリング接続のMacBook AirからVPN接続
システムログを監視する
MacをAirPrintサーバー化

iPhoneからVPNで自宅ネットワークにアクセス出来るようになったし、AirPrintでPDF化することも出来るようになった。そこで当初からの目標かつ最後の難関「VPNを経由してAirPrintで出力」に挑戦したみた…が結果は惨敗。

事前に調べてみたところでは成功事例は無く元々難しいと覚悟はしていたのだが、駄目なら駄目でも自分で確認しておきたかったので(無謀にも)チャレンジ。

AirPrintはIPPというHTTPの拡張プロトコルを用いているのだが、AirPrintではこれをBonjourの上で動作させている。そしてこのBonjourがVPNを越えることが出来ない。
MacのBonjourはプライベートアドレスをルーター越しにブロードキャストしないというのを遵守している。VPNもセキュリティの観点からLAN内のブロードキャストを通さない仕様となっている。AirPrint自体が「同一ネットワーク上のプリンタ」ではなく、「同一無線LAN上のプリンタ」となっている点も何か仕掛けがしてありそうな気がする。

VPN Activatorの開発者もWide Area Bonjourを実装させてみたところ、iOSデバイスのプリントリストに表示させるところまでは出来たものの、印刷は出来ていない(Wide Area Bonjourは機器をグローバルIPとして検出する仕組みらしいが、実際のプリンタはプライベートIPでありこれが印刷不可の原因となっているとのこと。iOSのAirPrintがグローバルIP宛の印刷をリジェクトするのかもしれない)。
VPN ActivatoreのAdvance設定にWide Area Bonjour用のボタンがあるが、現在のバージョン(0.4.4)ではボタンそのものが無効になっている。

とにかく、色々試してはみたのだが現時点ではAirPrint(iPhone)でプリンタを検出することすら出来なかった。

AirPrintサービスをルーター越し(VPN越し)に検出できないのでiOSデバイス上でルーティングなどを設定することが出来れば何とかなりそうなのだが、現在のiOSにはその機能は解放されていないのでこれも不可。

数回に渡りVPNを設定したりWOLを設定したりAirPrintサーバーを設定したのは、この「外出先のiPhoneでSafariの画面を家のMacにPDFで保存」をしてみたかったため。
VNC接続による画面共有はオマケでやってみただけで、必要なファイルはDropboxやPogoplugに格納している現状では使う機会はほとんど無いだろう。

最後に、唯一外出先でAirPrintに成功した例。

簡単な話だ。Bonjourが同一LAN上のAirPrintには接続出来るということは、テザリング接続中のMacBook AirをAirPrintサーバーにすれば良いということ。そうすれば、iPhoneでプリントを選択するとリストにMacBook Air上のAirPrintプリンタが表示され、印刷(PDF化)もすることが出来る。
もっとも、テザリング中のMacBook AirがあるのであればMac上のSafariで操作してそこから直接PDFで保存すればいいので、現実的には全くの無意味。

(完)





 
 

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2012年1月26日 (木)

MacをAirPrintサーバー化




(前回からのつづき)

MacBook ProをAirPrintサーバーにした。

色々な方法はあるようだがMacUpdate Bundleで購入した中にPrintopiaがあったので、これを使用した。

VPN Activatorと同じ作者のAirPrint Activatorというフリーソフトもあるが、これはMacに接続したプリンターをAirPrint対応にするだけなのに対して、PrintopiaはPDFライターをAirPrintプリンタとして設定することが出来る。
設定は簡単で、ただインストールするだけ。これでiOSデバイスからAirPrintで印刷を行うとMacやDropboxにPDFとして保存出来るようになった。
ついでにWindows機にUSBで接続しているCanonのプリンタを共有にしてMacBook Proから接続、さらにPrintopiaでこのプリンタもAirPrintの対象に追加したので、紙にも出力出来るようになった(ただしWindows機も起動している必要がある)。

紙に出力する実プリンタも設定はしたものの、普段から紙で出力することはほとんどない。この1年で家のプリンタが動作したのも年賀状を印刷しただけなので、ほぼ年一回の稼働に近い。だから今後の使用もPDFプリンタがメインで実プリンタはオマケ。

最近はiPhoneやiPadからオンラインショッピングをする機会が増えてきた。Amazonのように使い慣れているところはいいのだが、初めてのショップや海外のショップでは手続き時点の画面を保存しておきたい。これまでもMacで処理している時はページをPDFで保存してきたが、iPadやiPhoneではMacでの入力に比べてメールアドレスを打ち間違える可能性が高く、注文内容のメール送信が行われないケースもありえるからなおさらWeb上での処理画面を保存しておきたい。キャプチャー画像で保存するのも手だが、一画面に収まらない場合もあるのでPDFでの保存が望ましい。
静的ページ(ただ表示だけをするページ)ならばネット上のサービス等を使うことでiPhone/iPadからでもPDF化することが出来るが、オンラインショッピングなどのトランザクション処理を行うページはこの手のサービスを利用出来ないことが多いのため、AirPrintを使ってPDFをMacに保存出来るのは現時点でベターな方法。

Printopia 2 for Mac - Ecamm Network
AirPrint Activator - Netputing

(次回につづく)





 
 

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2012年1月25日 (水)

システムログを監視する




(前回からのつづき)

L2TP/IPsec VPNサーバーにするためにルーターのUDPポートに穴を開けている。万が一侵入者がL2TP接続を仕掛けて来ないとも限らない。しかも直接Macにアクセスしてしまうので、システムログを監視して万が一自分以外がL2TP接続を試みた場合に警告を出力することにした。

swatch等の監視ツールもあるのだが追加でモジュールのインストール等が必要な場合があり、出来るだけ余計なものをインストールしたくないのでexpectコマンドでsystem.logの中で特定の文字列を拾い上げることにした。

#!/bin/sh
expect -- << EOF
  set timeout -1
  spawn tail -1 -f /var/log/system.log
  expect "L2TP incoming call"
  system osascript /Users/xxxxx/Library/Scripts/alert.scpt
EOF
この例ではsystem.log中に「L2TP incoming call」という文字列が追加されるとalert.scptというAppleScriptファイルを実行する。

スクリプトに適当な名前(例ではlogwatch.sh)を付けて保存。保存先はどこでも構わないがユーザースクリプト~/Library/Scripts/に格納した(以下、全てのスクリプトファイルはユーザースクリプトフォルダに保存している)。
このシェルの起動タイミングをどうするか迷ったが、一番手軽なログイン項目で起動することにした(MacBook Proは常にログインした状態なので、OS起動時に自動実行する必要はないと判断)。
ログイン項目に追加するためにはアプリケーションである必要があるので、AppleScriptで新規ファイルに

do shell script "/Users/xxxxx/Library/Scripts/logwatch.sh"

を記述しアプリケーションとして保存。しかしこのままこのアプリケーションを起動するとDockやタスクリストにアプレットのアイコンが表示されてしまうので、info.plistに「LSUIElement」とキーに「1」を設定することでDockとタスクリストにアイコンを表示しないようにした。
(終わらせるためにはアクティビティモニターからプロセスを終了させる必要がある)

alert.scptには文字列を拾った際にどのような処理をさせるかをAppleScriptで記述。メールを送るでもダイアログを表示するでも適当に設定する。
logwatch.shは最初の文字列を拾うとalert.scptを読んで終了してしまうので、alert.scptの最後に再度logwatch.shを呼び出す行を追加。

do shell script "/Users/xxxxx/Library/Scripts/logwatch.sh"

これで同じ文字列を検出するたびにalert.scptを実行してくれるはず。

今回、拾う文字列を「L2TP incoming call」としたが、実際に動作させてみると期待通りのタイミングで拾わないケースもあった。より確実かつ適度なタイミングで処理するように今後色々な文字列で試してみる。

(次回につづく)





 
 

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2012年1月24日 (火)

MacをL2TP/IPsecのVPNサーバー化、テザリング接続のMacBook AirからVPN接続




(前回からのつづき)

元々Snow LeopardにはVPNサーバー機能があるのだがユーザーインタフェースが実装されていない。VPN Activatorを使えばこのL2TP/IPsecのVPNサーバー機能を有効にすることが出来る。

VPN Activatorを設定するとともに、外部からVPN接続するためのパケットをMacBook Proにフォワードするようにルーターに設定すること。RT57iの場合は静的マスカレードをポート番号がUDP 500,1701,4500を、宛先がMacBook ProのIPアドレスで設定すれば良い。これは他のルーターも同様。この機能をポートフォワードとかポートマッピングと書いている機種もあるがほぼ同内容の設定をすれば良いだろう。
VPN ActivatorにはPPTPサーバー機能も実装されているので、PPTPサーバーとしても使用する場合にはTCPの1723を同様に設定する(PPTPはYAMAHAルーターで行うので1723は設定していない)。

一回VPN ActivatorでVPNサーバー機能を有効にしてしまえば、その後Macを再起動しても有効のままとなる。無効にするためには再度VPN Activatorを起動してオフにする必要がある。

Vpn07


iPhoneの設定ではL2TPを選択してアカウントはUser nameに設定した値を、パスワードはPasswordに設定した値を、シークレットにはShared Secretに設定した値を入力する。その他はPPTP接続用の設定と同じ。

PPTP・L2TP/IPsecのいずれでもテザリング時の動作は以下のとおり。

テザリングしている状態でiPhone(テザリングサーバー)からVPNを張ることも出来るが、その場合はMacBook Air(テザリングクライアント)からVPN内にアクセスすることは出来ない。VPN内にアクセス出来るのはiPhone(VPNクライアント)のみ。
これはテザリングがモデムとして動作する機能であって、ルーター機能ではないからだ(だからBluetoothやUSB接続経由でもテザリング共有が可能)。WiFi経由で接続しているからほぼルーターとして動作しているように見えるだけ。
VPN接続しているiPhoneからwww.apple.comにアクセスしたとする。この場合、経路はiPhone→VPN経由→LANのルーター→ルーターが接続しているプロバイダ→apple.comとなる。
同時にこの状況でiPhoneにテザリング接続しているMacBook Airからwww.apple.comへアクセスすると、MacBook Air→iPhone→キャリア(つまり3G回線)→apple.comとLANを経由しない。

Vpn08


MacBook Air(テザリングクライアント)からLAN内にVPNでアクセスするためには、iPhoneとテザリングで接続した後に、MacBook Air(VPNクライアント)からVPNを張る必要がある。
この場合はVPN経路を張っているのはMacBook AirなのでIPhoneはLANにアクセスすることは出来ない。
MacBook Airはインターネットに接続する際にはVPNを抜けてルーター経由でアクセスし、iPhoneは直接3G回線からインターネットにアクセスすることになる。

Vpn09


どちらの接続方法でもインターネットには両端末とも接続出来るが、LANに接続出来るのはどちらか1台ということになる。
どうしてもテザリング中のiPhoneとMacBook Airの両方からLANに接続したければ、iPhoneからVPN接続をすると同時に、MacBook AirからもVPN接続をすることになる。この場合1つの3G回線上に2つのVPNを張ることになるので、反応(伝送効率)は悪くなる。

Vpn10


VPNクライアントとしてMacBookの代わりにiPadを利用する際も同様。

VPN接続したMacBook Airから画面共有を使ってMacBook Proに接続するためには画面共有.app(Screen View.app)を使用する。画面共有.appは/System/Library/CoreServices/に格納されているが、Finderの[接続 ]-[サーバへ接続…]で「vnc://xxx.xxx.xxx.xxx(xxx.xxx.xxx.xxxはMacBook ProのIPアドレス)」を設定すると画面共有.appが起動して接続を行う。
MacOSはMac間の名前解決にBonjourを使用しているため、vnc://macbookproのようにLAN上で接続するような名前を指定した接続は出来ない。

Vpn11


ここまでで外出先のiPhone等からLANにVPN接続して、電源が落ちているWindowsやMacを起動し、その後より効率の良いL2TP/IPsecで接続してテザリング中のMacBook Airからもアクセス出来る環境まで出来た。

(次回につづく)

VPN Activator - Netputing





 
 

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